
カブスとマイナー契約を結んだ慶大の常松広太郎(法学部4年)が19日、同大学日吉キャンパス(横浜市)で会見を行った。
16日に自身のSNSで、カブスとマイナー契約を締結したと正式に発表していた常松。会見冒頭で改めて「日本時間の16日にシカゴ・カブスとマイナー契約をこの度結びました」と報告。「実際にこの目でカブスの施設を見て、ここで野球をやっていくんだっていうところですごいわくわくしています」と率直な思いを話した。
外資系金融企業大手の『ゴールドマン・サックス』からの内定を辞退し、アメリカ行きを決断した理由について「20代という体力もあって、自分の人生の中で一番自分の体力を投下して、自分の目標だったりとか、夢を達成できる期間に一番大きな挑戦をしたいなっていうふうに思って」と説明。
カブスからは「『MLB挑戦できる機会なんてそうない、一緒に挑戦してみないか。やっぱりこんなチケットはなかなかないんだから一緒に夢を見てカブスのワールドシリーズの優勝に少しでも近づけるような努力を一緒にしていこう』っていうのを言われまして」と常松。「本当に鮮やかなオファーの言葉というか、そうだなって本当に心から思いましたし、僕もその一員となって、できる限りの努力をしたいなって思いました」と心境の変化を明かした。
カブスには日本人選手として鈴木誠也(31)、今永昇太(32)が所属。鈴木には「同じ右バッターとして、本当にリスペクトしていますし、実力的にはもう僕は比べ物にならないと思うんですけど、ちょっとずつ何か盗めるとこは盗んでいきたい」。今永にも「明るい性格でチームを盛り上げるような性格だっていうところも聞いたので、そういうところも参考にしたい」と尊敬する。
小学4年生から6年生の2年間、ニューヨークに住んでいたこともあり、ヤンキー・スタジアムによく足を運んでいたという常松。渡米した際には、「ヤンキースのキャプテンであるアーロン・ジャッジ選手と直接お話してみたいなっていうふうに思いますし、もちろん日本人なので、大谷(翔平)選手ともお話できればいいな」と胸を躍らせた。
マイナー契約でのスタートだが、メジャー昇格への目標は「僕自身も入ってみて、どれだけその壁が高いのかってところはまだ測れないとこもあるんで、いろんな先輩方から技を盗んで着実に一歩ずつ進んでいった先にあるっていうふうに思ってるんで、なかなか何年後とは言えないですけど、とりあえず5年って言っておきます」と語った。
今後は、2月末から3月頭に渡米し、キャンプに参加する予定。
常松は、3年春のリーグ戦で初出場を果たし、4年春に大きく飛躍。主に3番打者として出場し、打率.281、3本塁打をマークした。秋季は4番打者として出場し、打率.279、1本塁打、8打点だった。昨年9月にはプロ志望届を提出し、10月のドラフト会議にのぞんだが、育成含め指名はなかった。
■常松広太郎(つねまつ・こうたろう)
2003年10月27日生まれ。183センチ・88キロ。右投げ右打ち。神奈川県出身。慶応湘南藤沢高校~慶応義塾大学。大学通算37試合に出場し、133打数35安打、打率.263、4本塁打、19打点。
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