
■MLB レンジャーズ 0ー1 ドジャース(日本時間21日、グローブライフ・フィールド)
ドジャース大谷翔平(30)が真美子夫人の出産に立ち会うために2試合欠場したが、第1子誕生後に移動、すぐにチームに合流、この日は2時間半前にクラブハウスに入り、敵地でのレンジャーズ戦に“1番・DH”でスタメン出場。3打数無安打1四球、ノーヒットもチャンスを広げる四球を選び先制点を演出した。
レンジャーズの先発は開幕から無傷の3連勝、4月は防御率0.50と好調のT.マーリー(30)、ここまで4試合登板し、打たれたヒットはわずか8本、被本塁打はなし。通算成績は6打数1安打、大谷は2022年8月以来、約2年半ぶりの対戦となった。
敵地ながら大歓声を受けて迎えた1回の第1打席、カウント1-1からストレートをしっかりスイングしてファウル。そして、5球目のスプリットを打ってセカンドゴロに倒れた。
3回、1死一塁で迎えた第2打席、大谷は高めのストレート攻めをファウル、これでカウントを稼がれると2-2に追い込まれ、最後は外角低めにスプリット。完璧な攻めで空振り三振に打ち取られた。その後、2死一、二塁とチャンスを作ったが、3番・F.フリーマン(35)もストレートとスプリットの2球で攻められて空振り三振で無得点に終わった。
ドジャースは4回にも2死三塁のチャンスを作ったが、7番・M.マンシー(34)もストレートとスプリットの攻めでキャッチャーゴロと得点を奪えなかった。
5回、2死走者なしで迎えた第3打席、マーレーと3度目の対決。1球目、甘く入ってきたボールを積極的に打っていたが、大谷の打席で初めて投げるカットボールにタイミングが合わずにファーストゴロに倒れた。
さらにドジャースにアクシデント、4回、この日5個目の三振を奪い、2死を奪ったところでT.グラスノー(31)が右足を気にする姿が見られて、D.ロバーツ監督(52)とトレーナーがマウンドに確認に行くシーンもみられた。そして、5回のマウンドに立ったが1球目を投げたところで、再び監督とトレーナーがマウンドへ向かい、降板となった。球団が下半身のけいれんと発表した。
左肩の炎症で故障者リスト入りしているB.スネル(32)に続いて、先発投手に離脱者が生まれると厳しい状況となる。
0対0で迎えた8回、無死一塁で大谷の第4打席、レンジャーズは2人目、日本ハムでもプレーしていたC.マーティン(38)、大事な打席となった大谷はしっかりボールを見極めて、四球。無死一、二塁とチャンスを広げると、2番・M.ベッツ(32)がライトフライ、2塁走者がタッチアップして、1死一、三塁。ここで3番・フリーマンがレフトへ犠牲フライと堅実な野球で1点を先制した。
ドジャースはグラスノーの緊急降板がありながらも、そこから6人を継投して2カード連続の勝ち越しとなった。
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