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■プロ野球 練習試合 広島 3-3 ロッテ (19日・コザしんきんスタジアム)
ロッテは広島との練習試合を3ー3の引き分けとした。試合は西川史礁(21)の適時打で先制しリードするも6回、二木康太(29)が末包昇大(28)に逆転3ランを浴びた。打線は1点を追う直後に山本大斗(22)の適時内野安打で同点に追いついたがその後勝ち越すことはできなかった。
前日に行われたヤクルトとの練習試合では山口航輝(24)が今季チーム第1号となる2ラン本塁打を放つなど中盤に逆転。投げては先発した田中晴也(20)が3回無安打無失点の好投を披露し勝利を収めた。
この試合の先発は今季プロ5年目を迎える中森俊介(22)。昨季は5試合のうち4試合に先発登板し1勝1敗防御率2.63をマークしている。スタメンには3番に昨秋ドラフト1位の西川、4番に安田尚憲(25)、5番に前日に本塁打を放っている山口が起用された。
打線は1回、広島の先発・佐藤柳之介(22)に対し先頭の池田来翔(25)が一邪飛、2番・髙部瑛斗(27)が遊飛。2死を奪われるも3番・西川が右安打を放ち出塁するとその後、佐藤柳の暴投の間に二塁へ進んだ。続く4番・安田は四球を選び2死一、二塁と先制のチャンスを広げる。しかし5番・山口は右飛に打ち取られ得点することができなかった。
その裏、中森の立ち上がりは広島の先頭、小園海斗(24)を二ゴロ、2番・矢野雅哉(26)を中飛に打ち取り2死。3番・堂林翔太(33)にレフトフェンス直撃の二塁打を放たれるも4番・二俣翔一(22)を投ゴロに抑え無失点とした。
中盤に入り4回表、広島の2番手・高橋昂也(26)に対しこの回先頭の3番・西川が中安打を放ち出塁。4番・安田は四球を選ぶと5番・山口の一ゴロで走者が入れ替わり1死一、三塁とした。しかし6番・上田希由翔(23)は空振り三振、7番・中村奨吾(32)は中飛に打ち取られ好機を活かせず。
中森は3回までを投げ33球2安打1奪三振無失点でマウンドを降りた。4回裏からは2番手・河村説人(27)が登板し2死走者無しから5番・林晃汰(24)に右安打を許すも無失点に抑える。
後半に入り6回表、広島の4番手・遠藤淳志(25)に対し、無死走者無しから2番・髙部がサードの内野安打、さらに悪送球の間に二塁へ進んだ。すると続く3番・西川がカウント2ボール1ストライクからの4球目を弾き返しセンターへの適時三塁打を放った。二塁走者の髙部が本塁へ生還し待望の先制。攻撃は続き4番・安田にもライトへの適時打が飛び出し2点目を奪った。
しかし直後の6回裏、3番手・二木が登板も途中出場の1番・内田湘大(20)、代打・山足達也(31)に連打を浴び走者を背負った。すると続く末包に左中間への3ラン本塁打を放たれ逆転を許した。
1点を追う展開となった打線は7回表、1死走者無しから途中出場の2番・愛斗(27)が左安打を放ち出塁。3番・和田康士朗(26)は投ゴロで走者が入れ替わると4番・安田は四球を選択し2死一、二塁とした。5番・山本の打球はサードへの適時内野安打となり3ー3の同点に追いついた。
試合は振り出しとなり終盤7回裏は4番手・澤田圭佑(30)、8回は5番手・高野脩汰(26)が無失点で繋いだ。9回表、広島の7番手・益田武尚(26)に対し2死走者無しから3番・和田が右安打で出塁し盗塁を決め得点圏に走者を置いたが後続が倒れ得点できず。その裏、6番手・菊地吏玖(24)が登板すると三者凡退に抑えて試合終了。ロッテは10安打も10残塁と得点に繋ぐことができず引き分けとなった。
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