エンタメ
2026-10-26 12:27
1980年にオーストリアで起きた一家惨殺事件をもとにした実録スリラー『アングスト/不安』(1983年)が、4Kレストア版として11月6日より都内のシネマート新宿ほか全国で順次公開されることが決定した。あわせて、新ポスタービジュアルと新予告編が解禁された。
【動画】『アングスト/不安 4K』新予告映像
今秋公開と発表されていたものの、公開日が明らかになっていなかった本作。配給のアンプラグドによると、権利者でもあるジェラルド・カーグル監督が手配する本編素材がなかなか届かず、関係者は文字通り“不安”に包まれていたという。このほど無事に到着し、急ピッチで準備を進め、公開約2週間前の発表に至った。
本作は、実在の殺人犯ヴェルナー・クニーセクによる事件を映画化。刑務所を出所した男・Kの行動と心理を、本人のモノローグや独特のカメラワークを通して描く。Kを演じるのは、『U・ボート』『アンダーワールド』などのアーウィン・レダー。
カーグル監督が全額自費で製作し、音楽は元タンジェリン・ドリーム、アシュ・ラ・テンペルのクラウス・シュルツが担当。短編アニメーション『タンゴ』でアカデミー賞を受賞し、ジョン・レノンやミック・ジャガーらのミュージックビデオでも知られる映像作家ズビグニェフ・リプチンスキが撮影を手がけた。
米映画サイト「Taste of Cinema」が選ぶ「史上最もダークなシリアルキラー映画」では、『ヘンリー』(1986年)、『セブン』(1995年)、『ハウス・ジャック・ビルト』(2018年)などを抑えて1位に選出。ギャスパー・ノエ監督も「60回は観た」と公言し、『CLIMAX クライマックス』(2018年)や『カルネ』(1994年)などでオマージュを捧げたという。
一方、配給によると、1983年の公開当時は、その過激な内容から本国オーストリアで1週間で上映が打ち切られ、欧州のほかの国でも上映禁止に。イギリスとドイツではビデオの発売も禁じられ、アメリカではXXX指定を受け、配給会社が手を引いたという逸話も残る。
日本では1988年に『鮮血と絶叫のメロディー/引き裂かれた夜』の題名でレンタル用VHSが発売され、2020年に劇場初公開。配給によると、当時は予告編に登場する犬をめぐり、SNSで「犬は無事なのか?」「犬の安否が心配」といった声が上がった。公開初週には、シネマート新宿とシネマート心斎橋で14回連続満席を記録したという。
今回の4Kレストアは、オーストリア映画アーカイブからの復元の申し出を受けて実現。カーグル監督の監修のもと、傷やノイズの軽減に加え、画面の揺れの安定化、色彩やコントラストの調整が施された。
新ポスターは、目を見開いたKの表情を捉え、「俺の衝動を ふたたび解き放つ もう手遅れだ」というコピーを配置。新予告編には4Kレストア後の映像が使用されている。2020年の初公開時に続いて予告編を担当した映像編集者は、「久しぶりに観たところ、近頃頻発している家屋侵入事件と重なり相当恐ろしく感じた」とコメントを寄せている。
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カーグル監督が全額自費で製作し、音楽は元タンジェリン・ドリーム、アシュ・ラ・テンペルのクラウス・シュルツが担当。短編アニメーション『タンゴ』でアカデミー賞を受賞し、ジョン・レノンやミック・ジャガーらのミュージックビデオでも知られる映像作家ズビグニェフ・リプチンスキが撮影を手がけた。
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一方、配給によると、1983年の公開当時は、その過激な内容から本国オーストリアで1週間で上映が打ち切られ、欧州のほかの国でも上映禁止に。イギリスとドイツではビデオの発売も禁じられ、アメリカではXXX指定を受け、配給会社が手を引いたという逸話も残る。
日本では1988年に『鮮血と絶叫のメロディー/引き裂かれた夜』の題名でレンタル用VHSが発売され、2020年に劇場初公開。配給によると、当時は予告編に登場する犬をめぐり、SNSで「犬は無事なのか?」「犬の安否が心配」といった声が上がった。公開初週には、シネマート新宿とシネマート心斎橋で14回連続満席を記録したという。
今回の4Kレストアは、オーストリア映画アーカイブからの復元の申し出を受けて実現。カーグル監督の監修のもと、傷やノイズの軽減に加え、画面の揺れの安定化、色彩やコントラストの調整が施された。
新ポスターは、目を見開いたKの表情を捉え、「俺の衝動を ふたたび解き放つ もう手遅れだ」というコピーを配置。新予告編には4Kレストア後の映像が使用されている。2020年の初公開時に続いて予告編を担当した映像編集者は、「久しぶりに観たところ、近頃頻発している家屋侵入事件と重なり相当恐ろしく感じた」とコメントを寄せている。
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