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来年大河『逆賊の幕臣』長塚京三、鷹司政通役 朝廷に君臨した“ドン”に

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2026-09-15 15:00
来年大河『逆賊の幕臣』長塚京三、鷹司政通役 朝廷に君臨した“ドン”に
大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演する長塚京三
 俳優の長塚京三が、2027年1月10日スタートのNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』に出演し、鷹司政通を演じることが決定した。大河ドラマ出演は8作目。30年以上にわたり朝廷に君臨し、幕府寄りの立場から朝廷を牛耳ってきた重鎮として、激動の幕末を生きる人物を演じる。

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 長塚演じる鷹司政通は、准摂政、関白、太閤として30年以上にわたり朝廷に君臨した人物。10代で即位した孝明天皇を導き、義弟である水戸藩・徳川斉昭から黒船来航の予告情報など非公式の幕政情報を入手できた事情通でもあった。

 幕府寄りの立場を保つことで朝廷をうまく牛耳ってきた一方、実は開国容認派。異国人を忌み嫌う孝明天皇の発言を老獪に受け流し、天皇にとって目の上のコブとなっていく。その後、孝明天皇が岩倉具視ら下級公家の声にも耳を傾けるようになり、鷹司の時代は終わりを告げる。

 長塚は今回の役について、「捕らぬ狸の皮算用で済むならまだしも、虎の尾を踏んでは敵わないので、軽々に口にし難い『意気込み』です」と独特の表現でコメント。

 その上で「ただ公武の二重構造の中で、オポチュニストを自認して恥じることのないこの作品の政通さんは、只処世術に長けていただけではなさそうだ」と人物像を分析。「既存の体制を最終形態として、何とか保守するという『忠誠心』もあるのではないですか。それが政通さんの中では、『政』から『お上』をお守りすることに通じていた」と、単なる処世術に長けた人物ではないとの見方を示した。

 さらに「宮廷言葉に上方言葉、幾分下世話な『ぼやき』の散りばめられた、安達先生の台詞が素晴らしい。勿論、そのままやらせて戴きます」と、脚本への期待も寄せている。

 制作統括の勝田夏子氏は、今回描かれる朝廷について「『はんなり』というより、むしろ『強そう』」と説明。長塚が演じる鷹司政通については、「朝廷のドンとしての老獪さと風格」に期待を寄せている。

 長塚は1945年生まれ、東京都出身。フランス留学中に映画『パリの中国人』で俳優デビューし、帰国後の1974年にドラマ『樹氷』に出演。1992年の映画『ザ・中学教師』で初主演を務め、「毎日映画コンクール」男優主演賞を受賞した。映画『瀬戸内ムーンライト・セレナーデ』では第21回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞。近年も映画『敵』で主演を務め、第37回東京国際映画祭最優秀男優賞、第49回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞している。

 大河ドラマでは『花神』『草燃える』『おんな太閤記』『独眼竜政宗』『炎立つ』『篤姫』『花燃ゆ』に続く出演。『逆賊の幕臣』では、長年にわたり朝廷の中枢に君臨してきた鷹司政通として、幕末の政治情勢にどのような存在感を見せるのか注目される。

 『逆賊の幕臣』は松坂桃李が出演する2027年の大河ドラマ。作は安達奈緒子。2027年1月10日に放送開始予定で、NHK ONEで同時・見逃し配信も予定されている。

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