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山崎賢人×松下洸平W主演作『殺人の門』カンヌでプレゼン実施、12分フッテージに熱視線

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2026-05-16 05:56
山崎賢人×松下洸平W主演作『殺人の門』カンヌでプレゼン実施、12分フッテージに熱視線
田島和幸(松下洸平)、倉持修(山崎賢人)=映画『殺人の門』(2027年2月19日公開)場面写真 (C)2027「殺人の門」製作委員会
 フランスで開催中の「第79回カンヌ国際映画祭」併設マーケット「マルシェ・ドゥ・フィルム」で現地時間15日、東野圭吾原作の映画『殺人の門』(2027年2月19日公開)のプレゼンテーションが行われ、監督を務める金井紘とプロデューサーの椿宜和がプレゼンに登壇した。

【画像】解禁された残り2枚の場面写真

 本作は、累計発行部数1億部を突破する東野圭吾による同名小説が原作。映像化不可能とも言われた問題作を、山崎賢人(※崎=たつさき)と松下洸平のダブル主演で実写映画化。山崎が演じるのは、“親友”の人生を狂わせていく男・倉持修。松下は、そんな倉持を「殺したい」と願い続ける男・田島和幸を演じる。約30年にわたる歪んだ友情と殺意が交錯する、禁断のミステリーだ。

 会場では、世界初公開となる12分間の本編フッテージを上映。まず山崎のコメントが流れ、「露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。 そこに、この作品の怖さがあります。 ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。 だからこそ、強く心に残る作品になっています」と、自ら世界へ向けてアピールした。

 金井監督は「この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作『殺人の門』のテーマ」と説明し、椿プロデューサーは「人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品」とアピールした。上映後には各国の映画祭プログラマーや配給関係者らとの意見交換も行われ、会場は熱気に包まれた。

 あわせて場面写真も解禁され、作業着姿で疲れ切った様子の田島に寄り添うスーツ姿の倉持や、“親友”の田島へ優しい笑みを向ける倉持の表情、そんな倉持を複雑な眼差しで見つめる田島の姿が切り取られた3点。

 困ったときに必ず手を差し伸べてくれる幼なじみで“親友”の倉持に、次第に心を許し、信頼を寄せていく田島。しかし、この先ふたりを待ち受けるものとは――。穏やかな笑顔の奥に潜む倉持の“得体の知れなさ”が、不穏な空気を漂わせる場面写真となっている。

 本作が紹介されたのは、「マルシェ・ドゥ・フィルム」内のプログラム「Goes to Cannes」。世界各地の映画祭や映画マーケットが参加する特別ショーケースで、各団体が厳選した制作途中の作品を集め、将来を期待されるクリエイターたちがカンヌの地でプレゼンテーションを行う機会を提供している。

 今回、「東京国際映画祭(TIFF)」の枠で、本作のほかに、是裕和監督『ルックバック』、瀬々敬久監督『存在のすべてを』、鈴木慧監督のアニメーション映画『君と、花火と、約束と』、小林聖太郎監督『平行と垂直』が紹介された。

■山崎賢人(主演)のコメント映像(全文)

みなさんこんにちは。映画『殺人の門』、主演の山崎賢人です。
僕が演じたのは、一見魅力的でありながら、
気づかないうちに親友の人生に入り込み、支配していく人物です。
露骨な暴力ではなく、静かに人の心を歪めていく。
そこに、この作品の怖さがあります。
ですが、この物語に登場するのは、特別な怪物ではなく、あくまで“人間”です。
だからこそ、強く心に残る作品になっています。
今日、カンヌで世界で初めて、皆さんに本編の一部をご覧いただきます。
ぜひお楽しみください。

■金井紘監督のスピーチ
 ある男は、幼少時代から30年間、こう思い続けていました。
 「あいつさえいなければ」
 また、別のある男は30年間、こう思い続けてきました。
 「あいつを利用して、成功してやろう」
 皆さんも一度は、同じようなことを考えてしまったことがあるのではないでしょうか?
 強烈な殺意と依存。
 この物語の中の2人の青年は、互いにそんな闇の感情を抱えていますが、奇妙なことに、そこには確かな「友情」が存在します。
 この矛盾し、歪んだ友情こそが、本作「殺人の門」のテーマです。
 矛盾していて、曖昧。
 一見、周囲からは理解しがたいものかもしれません。
 しかし、人間という存在は、本来そういった割り切れないものを内包した存在ではないでしょうか。私は、その曖昧で未熟な感情こそ、この映画で一番大事にしたいと考えました。
 そしてそれを、日本を代表する二人の名優、山崎賢人と松下洸平が、これ以上なく生々しく、かつ美しく体現してくれました。彼らの魂のぶつかり合いこそが、本作の最大の熱量であり、見どころです。
 本作には、東京だけでなく、新潟という海沿いの街の風景や、「囲碁」というチェスのような日本独自の知略のゲーム、それから現代日本で流行する詐欺の手口など、日本独自の風景や文化もふんだんに盛り込んでいるので、それも楽しんで頂けたら嬉しいです。
 また、この作品は私の初の長編映画作品になります。私にとって記念すべき作品を、このような場で皆さまに紹介できることをとても光栄に思います。
 本日は、ありがとうございました。

■プロデューサー:椿宜和のスピーチ
 累計発行部数1億部を超えるミステリー界の巨匠・東野圭吾氏のベストセラー長編小説『殺人の門』が、刊行から約四半世紀の時を経て、ついに映画化出来ました。
 本原作は、今なお色褪せない名作であり、二人の青年の心理を揺さぶりながら、 歪んだ友情を軸に、人間が抱える矛盾した感情を鋭く問いかける作品となっております。
 長い間、幾度となくさまざまな監督や脚本家と共に映画化に挑戦してまいりましたが、脚本やキャスティングの調整に難航し、これまで実現には至りませんでした。しかし今回、金井紘監督を迎え、山崎賢人、松下洸平という素晴らしいキャストによって、ようやくこのプロジェクトを実現させることができました。
 東野ワールド全開のダークミステリーを、ぜひスクリーンでお楽しみください。


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