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建築家・隈研吾の15年を追ったドキュメンタリー『粒子のダンス』3月公開、国立競技場や震災復興の軌跡も記録

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2026-02-21 16:14
建築家・隈研吾の15年を追ったドキュメンタリー『粒子のダンス』3月公開、国立競技場や震災復興の軌跡も記録
ドキュメンタリー映画『粒子のダンス』3月21日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開(C)Hiromoto OKA / NPO SHONAN YUEIZA
 世界的に活躍する建築家・隈研吾氏の15年間の歩みを追ったドキュメンタリー映画『粒子のダンス』が完成し、3月21日より東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されることが決定した。公開に先立ち、ポスタービジュアル、場面写真が解禁された。

【画像】ドキュメンタリー映画『粒子のダンス』場面写真はほかにも

 本作は、隈氏の大学時代の教え子である映画作家・岡博大が、2010年から15年をかけて自主制作した初監督作品。自らカメラを手に、世界16ヶ国、80以上の建築プロジェクトを記録した。2011年の東日本大震災に伴う東北での復興プロジェクトをはじめ、東京2020大会の象徴となった国立競技場、東京大学隈研吾研究室での建築教育の現場など、隈氏の創作と思想の軌跡を多角的に描き出す。

 作品は、南三陸や陸前高田、登米など震災被災地の復興の歩みも克明に記録。建築だけでなく、地域に生きる人々の日常や営みを通して、日本の復興の知恵とコミュニティの再生を映し出している。映像は俳句のように断片的な場面を重ねる“連句”的な構成で、絶えず新たな建築のあり方を問いかけ、提案し続ける隈氏の日常の旅姿や建築教育の様子など表現した芸術性の高い作品となっている。

 また、本作はすでに海外の映画祭・芸術祭からも高い評価を受けており、コペンハーゲン建築ビエンナーレ、第44回バンクーバー国際映画祭、第32回ビクトリア映画祭、第18回ブダペスト建築映画祭などに正式招待。映像美と独自の視点による人物描写が評価され、世界に通じる建築ドキュメンタリーとして注目を集めている。

 公開に先立ち、東日本大震災から15年の節目となる今年3月には、東北での先行試写会も予定されている。

 隈氏は1954年神奈川県生まれ。東京大学卒業後、コロンビア大学研究員を経て1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。代表作には国立競技場のほか、「浅草文化観光センター」「根津美術館」「高輪ゲートウェイ駅」「V&Aダンディー」「ポートランド日本庭園カルチュラル・ヴィレッジ」などがあり、世界各地で革新的な建築を手がけている。

■映画に登場する主な隈建築

「梼原町地域交流施設」
「亀老山展望台」
「森舞台/宮城登米町伝統芸能伝承館」
「那珂川町馬頭広重美術館」
「高柳町 陽の楽家」「石の美術館」
「竹屋Great (Bamboo) Wall」
「長崎県美術館」
「Lotus House」梼原総合庁舎」
「サントリー美術館」
「銀山温泉 藤屋」
「根津美術館」
「ガーデンテラス長崎」
「GCプロソミュージアム・リサーチセンター」
「梼原 木橋ミュージアム 雲の上のギャラリー」
「まちの駅『ゆすはら』」
「Memu Meadows」
「スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店」
「アオーレ長岡」
「浅草文化観光センター」
「九州芸文館」
「マルセイユ現代美術センター」
「ダリウス・ミヨー音楽院」
「サニーヒルズジャパン」
「ブザンソン芸術文化センター」
「葉山の森」
「東京大学大学院情報学環ダイワユビキタス学術研究館」
「中国美術学院民芸博物館」
「アントルポ・マクドナルド」
「京王高尾山口駅」
「飯山市文化交流館なちゅら」
「虫塚」
「小松マテーレファブリックラボラトリー fa-bo」
「北京 前門」
「Under One Roof Project for the EPFL ArtLab」
「南三陸さんさん商店街」
「南三陸ハマーレ歌津」
「Coeda House」
「ポートランド日本庭園カルチュラル・ヴィレッジ」
「ジャパン・ハウス サンパウロ」

「MIFA1862/shipyard」
「くまのもの 隈研吾とささやく物質、かたる物質」「守山市立図書館」
「V&A Dundee」
「雲の上の図書館/YURURIゆすはら」
「Xiangcheng Yangcheng Lake Tourist Transportation Center」
「Ozu-Ana」
「明治神宮ミュージアム」
「お茶の水女子大学国際交流留学生プラザ」「登米懐古館」
「国立競技場」
「歴史文化館・由学館」
「CLT Park Harumi」
「Odunpazari Modern Museum」
「中橋」
「陸前高田アムウェイハウスまちの縁側」
「ところざわサクラタウン 角川武蔵野ミュージアム」
「高輪ゲートウェイ駅」
「竹田市城下町交流プラザ」
「鍋島松濤公園トイレ」
「GREENable HIRUZEN」
「南三陸311メモリアル」
「アルベール・カーン美術館」
「ハンス・クリスチャン・アンデルセン美術館」「KAGUの家」
「歓成院庫裡・客殿」
「Yama-Tani」
「野外音楽堂D Stage」
「守山市新庁舎『つなぐ、守の舎』」
「KENGO KUMA:Onomatopoeia Architecture at Venice」
「青井の杜国宝記念館」
「サン・ドニ・プレイエル駅」
「まびふれあい公園 竹のゲート」
「ENGAWA ? Calouste Gulbenkian Foundation Southern Apex」
「UCCA陶美術館」 
大阪・関西万博2025「ポルトガル館」「マレーシア館」「カタール館」「EARTH MART」
「World Heritage and Pyrenees National Park House in Gavarnie」ほか

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