エンタメ
2025-12-17 17:46
俳優の竹内涼真と町田啓太が17日、都内で行われたNetflix映画『10DANCE(テンダンス)』配信記念イベントに大友啓史監督とともに登壇した。プロダンサーを目指していた町田だが、竹内ともに未経験の社交ダンスに挑戦。ともにオファー時から「地獄」や「絶望」を経て、つかんだ希望を明かした。
【写真】素敵…!笑顔で抱き合う竹内涼真&町田啓太
原作は、井上佐藤氏による同名漫画(講談社「ヤングマガジン」連載)。竹内が演じるのは、ラテンダンス日本チャンピオンでありながらある理由から国内の大会にこだわる男・鈴木信也(竹内)。町田が演じるのは、スタンダード(ボールルームダンス)部門で世界2位の実力を誇る杉木信也(町田)。異なるジャンルで頂点を極めた「2人の信也」が、「10ダンス」でチャンピオンを目指す男性同士の愛とダンスの物語。
オファーを受け実際に社交ダンスを学んだという竹内は当初、迷いもあったそうで「ちょうど僕が31歳の誕生日の前後。32歳になるまでに、この1年を捧げてみようかなという気持ちと絶対に厳しい戦いになって相当なリスクを背負うし、体と、人生をかけて臨まないと成功しないんだろうなと企画書を観た瞬間にわかった」と覚悟を決めた。
当時は杉木役は決まっておらず「すごく心細かった」といい「町田くんと聞いて『ヨシ!』と思いました。町田くんしかいない。こんな大変な役を『僕もやる』と言ってくれたことがうれしくて。町田くんとなら信じて大友さんと一緒に奇跡が起きるんじゃないか。でもそれとうらはらに、『本当にいけるのかな』みたいな、地獄みたいな気持ちを行ったり来たりしました」と複雑な心境を振り返った。
そんな町田は「僕に熱量をもって伝えにきてくださったことがうれしかったですし、僕はかなり前にプロダンサーの道をあきらめた人間だったので、そのときに消化しきれなかった思いをこれで少しは昇華できるのかもしれないとか、観る方も、くすぶっているものに灯ってくれたら良いなと、最終的に自分のためにやろうと」と参加経緯を振り返った。
しかしプロダンサーを目指していた際の経験は「全部意味ないです。なにも意味をなさなかった」とばっさり。「もう絶望しました。なにもかも違います。でもすばらしさや美しさがあるのでなんとかやってみようと」と決意を固めた。
また「最初に世界のトップダンサーが集まってダンスを披露するのお見に行ったんですけど、いやぁ絶望ですよ。これを僕達はやるのかと。大会後にご飯食べてるときも暗かったよね」とすると竹内も「『いやぁ』しかでてこなくて(笑)」と同意。町田は「でも同じくらい期待や興奮もあったんです。これをやれたらすごいことが起きるかも。と」と期待と不安で葛藤したことも明かした。
約1年ラテンダンスに触れた日々を経て竹内は「なにが大変かと言われるときりがない。でもだんだんわかってきて…町田くんもそうだしパートナーの土居さんや先生方、監督を信じ切ること。自分ができると信じないといけない。その境地まで時間がかかった。信じ切るまでは不安で怖い。怖かったんですけどみんなを心から信じることができてよかった」と達成感をにじませた。
町田も「最初は“自分のために”と思ったけどこの社交ダンス、競技ダンスはひとりでは成立しない。誰かとやる。それが心の距離てきにも身体的にも近いところで愛や情熱を純粋に投影しないと、怖がっているとなにも起きない。すごく学びになりましたし、僕らは世界で闘うダンサー役ですが、それを世界に配信しようとするのは恐ろしいったらない。リスクはあるけど同じくらいワクワクする気持ちを止めないで、純粋に追いかけることは自分にとってもまわりにとっても大きなエネルギーを生み出すんだと。この作品だったからこそ、このメンバーだったからこそだと思っています」と前向きに明かしていた。
18日から世界独占配信。
【動画】本作初の映像解禁となる予告映像
【場面カット】新たに公開された『10DANCE(テンダンス)』1シーン
【画像】解禁となった『10DANCE』情熱凝縮の新場面写真
【写真】美しい!社交ダンスに挑む竹内涼真&町田啓太
【写真】モノクロでもあふれる色気…竹内涼真
【写真】素敵…!笑顔で抱き合う竹内涼真&町田啓太
原作は、井上佐藤氏による同名漫画(講談社「ヤングマガジン」連載)。竹内が演じるのは、ラテンダンス日本チャンピオンでありながらある理由から国内の大会にこだわる男・鈴木信也(竹内)。町田が演じるのは、スタンダード(ボールルームダンス)部門で世界2位の実力を誇る杉木信也(町田)。異なるジャンルで頂点を極めた「2人の信也」が、「10ダンス」でチャンピオンを目指す男性同士の愛とダンスの物語。
オファーを受け実際に社交ダンスを学んだという竹内は当初、迷いもあったそうで「ちょうど僕が31歳の誕生日の前後。32歳になるまでに、この1年を捧げてみようかなという気持ちと絶対に厳しい戦いになって相当なリスクを背負うし、体と、人生をかけて臨まないと成功しないんだろうなと企画書を観た瞬間にわかった」と覚悟を決めた。
当時は杉木役は決まっておらず「すごく心細かった」といい「町田くんと聞いて『ヨシ!』と思いました。町田くんしかいない。こんな大変な役を『僕もやる』と言ってくれたことがうれしくて。町田くんとなら信じて大友さんと一緒に奇跡が起きるんじゃないか。でもそれとうらはらに、『本当にいけるのかな』みたいな、地獄みたいな気持ちを行ったり来たりしました」と複雑な心境を振り返った。
そんな町田は「僕に熱量をもって伝えにきてくださったことがうれしかったですし、僕はかなり前にプロダンサーの道をあきらめた人間だったので、そのときに消化しきれなかった思いをこれで少しは昇華できるのかもしれないとか、観る方も、くすぶっているものに灯ってくれたら良いなと、最終的に自分のためにやろうと」と参加経緯を振り返った。
しかしプロダンサーを目指していた際の経験は「全部意味ないです。なにも意味をなさなかった」とばっさり。「もう絶望しました。なにもかも違います。でもすばらしさや美しさがあるのでなんとかやってみようと」と決意を固めた。
また「最初に世界のトップダンサーが集まってダンスを披露するのお見に行ったんですけど、いやぁ絶望ですよ。これを僕達はやるのかと。大会後にご飯食べてるときも暗かったよね」とすると竹内も「『いやぁ』しかでてこなくて(笑)」と同意。町田は「でも同じくらい期待や興奮もあったんです。これをやれたらすごいことが起きるかも。と」と期待と不安で葛藤したことも明かした。
約1年ラテンダンスに触れた日々を経て竹内は「なにが大変かと言われるときりがない。でもだんだんわかってきて…町田くんもそうだしパートナーの土居さんや先生方、監督を信じ切ること。自分ができると信じないといけない。その境地まで時間がかかった。信じ切るまでは不安で怖い。怖かったんですけどみんなを心から信じることができてよかった」と達成感をにじませた。
町田も「最初は“自分のために”と思ったけどこの社交ダンス、競技ダンスはひとりでは成立しない。誰かとやる。それが心の距離てきにも身体的にも近いところで愛や情熱を純粋に投影しないと、怖がっているとなにも起きない。すごく学びになりましたし、僕らは世界で闘うダンサー役ですが、それを世界に配信しようとするのは恐ろしいったらない。リスクはあるけど同じくらいワクワクする気持ちを止めないで、純粋に追いかけることは自分にとってもまわりにとっても大きなエネルギーを生み出すんだと。この作品だったからこそ、このメンバーだったからこそだと思っています」と前向きに明かしていた。
18日から世界独占配信。
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