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INI・尾崎匠海、フジのスペシャルドラマに出演 國村隼主演『ドビュッシーが弾けるまで』 「若い世代が何かを始めるきっかけに」

エンタメ
2025-12-02 05:00
INI・尾崎匠海、フジのスペシャルドラマに出演 國村隼主演『ドビュッシーが弾けるまで』 「若い世代が何かを始めるきっかけに」
12月24日放送『ドビュッシーが弾けるまで』に出演するINI・尾崎匠海(C)フジテレビ
 11人組グローバルボーイズグループ・INIの尾崎匠海が、24日放送のフジテレビのスペシャルドラマ『ドビュッシーが弾けるまで』(後10:00~11:34)に出演することが2日、発表された。俳優の國村隼が主演を務め、タッグを組む。尾崎と國村は2日までに取材に応じ、見どころや2人の関係性を語った。

【写真】シブッ!ピアノの前で乾杯する國村隼&尾崎匠海

 本作は、最愛の妻の死でふさぎ込む男と、ピアノの才能を持ちながら夢を諦めた青年がピアノのレッスンを通して心を通わせ、過去や傷と向き合い、未来への一歩を踏み出していく喪失から再生を描いたヒューマンドラマ。人生に行き詰まり、時間が止まっているような感覚、焦り、悩み。喪失や孤独感、そんな悩める日々にそっと寄り添う、友と、お酒、音楽がつくる尊い時間を描く。

 尾崎はピアノの才能を持ちながら夢を絶った青年・佐々木匠を演じる。周囲が認めるピアノの才能を持ちながらも、とある出来ごとをきっかけに音大進学を断念し、夢にふたをしながら、レストランのウェイターとして働く姿を演じる。國村は商店街で時計店を営む職人気質の男・渡会喜一郎の役を務める。

■「ピアノの練習時間を」

 尾崎はピアノ初心者。「弾き方とか姿勢とか気にする部分が多くて、ピアノは繊細なんだなと感じる。相当苦しみながらやっていてマネジャーにも『もっと練習する時間がほしいです』って言っています」と明かした。

 一方の國村も、ピアノを弾く時計屋を営む男を演じるが、ピアノは未経験で「初めて鍵盤を触った。そこからドビュッシーまでいけるのかな」と話し、70歳にして大きな挑戦となることを伝えた。

 お互いの印象についても言及。尾崎は國村について「怖いイメージがあった」としながらも、出身が同じ関西で「なじみのある方言が聞こえてきて仲良くなれるんじゃないかな」と話した。國村は尾崎がアイドルとして5万人を前にステージを繰り広げていることを挙げ「見られるのもエネルギーがいるので、ようそんな数の人を相手にできるなあと思う」と率直な感想を話した。

 作中では、登場人物がウイスキーを贈るシーンがある。これにちなんで尾崎は“印象に残ったプレゼント”についても語った。「お母さんがずっと欲しいバッグがあると言っていたのでデビューしてからプレゼントしました」と親思いの一面をのぞかせた。ただ、母からはその後も“物乞い”があるといい、「もう何も欲しがらないと言いながらも、言ってくるのでやめていただきたい。これ書いといてください」と冗談交じりに話した。

 尾崎は「20代の同世代の方が一つでも何かを始めるきっかけになるよう演じたい」と意気込んだ。國村は見どころについて「放送がクリスマスイブで、聖夜というイメージにつながるよう失った人に思いをはせてみたり、2人の時間がいい形で動き出したり、そこがひょっとしたら見応えのあるものになるのかな」と話した。

■尾崎匠海コメント全文
――今作のオファーを受けた時の感想をお聞かせください。

「今回ドラマ自体が約1年ぶりとなり久しぶりに演技をさせていただいたのですが、台本をいただいた時にすごく面白い作品だったからこそ、プレッシャーも同時に感じました。でもその中で、まさか自分と同じような名前の役を演じるとは思っていなかったのでびっくりしましたね」

――台本を読んで、作品に持った印象をお聞かせください。

「今自分は26歳なのですが、夢について話すことが多く、友達から“今の仕事でいいのかな”という話を聞いたり、挑戦したい気持ちがありながらもできないでいる友達もいて、そういう話をしていた時にこの作品のオファーをいただいたので、自分にとっても心に響くものがありました。同世代の方や同世代より上の方々に、この作品を通して何か1つでも夢への挑戦や、一歩踏み出す勇気のようなものを与えられるような作品になればいいなと思いました」

――ご自身が演じられる佐々木匠という役はどういう役だと受け止めていますか。

「現実的というか、夢を持っているけれどなかなか挑戦できていないという役柄だと思います。僕も高校生から歌手とかを目指して活動したりもしていたのですが、それと同じように匠も“始めたいけどなかなか自分の環境やマインドが追いつかない”とか、そういう理由で挑戦ができていない人というイメージですね。僕自身も“自分なんて”って日々活動している中で思う瞬間もあって、実際に意見が言えない時とか、そういうところは自分と似ているなって。ネガティブな自分と重ねた時に、佐々木匠は自分と似ている部分があるなと思いましたね」

――初共演の國村隼さんの印象をお聞かせください。

「今日初めて本読みをさせていただいてお会いしたのですが、映画とかドラマとかでいつも拝見していたのでどういう方なのかなと思いながらお会いしたら、関西弁で、大阪出身ということで、親近感もすごくありましたし、なによりお芝居の幅が素晴らしくて、本読みの中でも色々なバリエーションのお芝居をしてくださっているので、やっぱりこれが“演技の上手い人”なんだなと思いましたし、すごく優しい方で、これからどんどん話し合って良い作品を作れたらなと思いました」

――最後に放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへメッセージをお願いいたします。

「『ドビュッシーが弾けるまで』は12月24日のクリスマスイブに放送なのですが、このすてきな日に皆さんにお届けできることもうれしいですし、挑戦することは何歳になっても遅くないので、今少しでもやりたいことだったりとかがある人に“やってみようかな”とか、前向きな気持ちになってもらえるように僕たちも精一杯演じさせていただきますので、そういった部分をそれぞれのキャラクターと照らし合わせながら観ていただけたらなと思います。12月24日はすてきな日なので、カップルとか家族とかで楽しく過ごされる方もいると思いますが、その中にぜひ『ドビュッシーが弾けるまで』も入れていただけたらうれしいです。ぜひお楽しみに!」

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