
俳優の小堀正博さんが、もう一つのキャリアである家庭教師の観点から、中学受験生たちに「音読」を勧めています。
【写真を見る】【 中学受験 】小堀正博さん「#音読のススメ」 “子どもの音読を録音して一緒に聞こう” 「1日10分でいいから音読を」
小堀さんは、「読む」ことについて、大人が子どもに対して思いがちな「普通に読めばいいやん。普通に読めば分かるやん。ここに根拠書いてるやん。」という認識につまずきの元があると指摘。「それはあなたが読む力があったから」「いくら優秀なあなたのお子様でも、必ずしもあなたと同じように文章が読み取れるとは限らない」と、親と子ども・大人と子ども・個人と個人の間で「読む力」が違うことを説いています。
その上で、文章の読解が苦手な子は「文字を一纏まりの意味として捉えず」「ただただ記号の羅列と捉えてる」と、その原因を定義。その結果「『ん?』と思うような解答だったり」「『聞かれてることに答えてないよー』ってなってたり」と、文章や問題の意味が分からない状態に追い込まれていると解説しています。
そんな子ども(と側にいる大人・親に)に、小堀さんは「きちんと一緒に音読をしてみることをオススメする」「一緒に文章を読みながら。そうすると細かい読み飛ばしや読み間違いに気付ける」と主張。
さらに「本人に指摘すると『ちゃんと読んでる!』と言い張ることがある。そんな時は録音してほしい」「録音したものを、文章を読みながら一緒に聞いて読み飛ばしや読み間違いをチェックする。そうしたら子ども達も自分のミスに気付ける」と、客観的な視点を用意して取り組むことが大事だと説いています。
小堀さんは「読む時は句読点以外で切らないように、一息で読む練習」「音読を毎日繰り返すだけで、読むのに慣れて、読むスピードや文章の内容の理解のスピードは格段に上がる」「目と口と耳の3つの器官から情報を得られるので、読解にも繋がりやすい」と、国語のみならず、他の教科にも大きく影響することを伝えています。
小堀さんは「1日10分でいいから音読をしてみてほしい」「見える世界、読める世界が変わる」と強く勧めています。
【担当:芸能情報ステーション】
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