エンタメ
2025-08-12 09:57

カンヌ、ベネチア、ベルリン――世界三大映画祭をすべて制した唯一の映画監督、ポール・トーマス・アンダーソン。その最新作『ワン・バトル・アフター・アナザー』(10月3日公開)の魅力を67秒に凝縮した日本版予告編が公開された。
【動画】映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』日本版予告編
アカデミー賞受賞歴を誇るレオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント 蘇えりし者』)、ショーン・ペン(『ミスティック・リバー』『ミルク』)、ベニチオ・デル・トロ(『トラフィック』)が顔をそろえ、怒とうのチェイス・アクションを繰り広げる。
アンダーソン監督は、『マグノリア』(1999年)でベルリン国際映画祭金熊賞、『パンチドランク・ラブ』(2002年)でカンヌ国際映画祭監督賞、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07年)でベルリン国際映画祭監督賞、『ザ・マスター』(12年)でベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞。アカデミー賞ノミネートは通算11回にのぼる。
物語は、冴えない革命家ボブ(ディカプリオ)の一人娘が正体不明の勢力に狙われ、次々と迫る刺客との命懸けの逃走劇を繰り広げるというもの。予告編は、神妙な顔つきで知恵の輪のようなもの手にしたボブが「これは君のために作っているんだ。こうすればうっかり爆発させないで済む」と緩衝材を作るシーンからはじまる。妊娠中の妻(テヤナ・テイラー)が彼にキスすると「革命の始まりね」とつぶやく。
メキシコ国境で極秘作戦が実行される中、ボブの妻にロックジョー(ペン)が「また会うことになる」と意味深に告げると戦闘モードの彼女は「どうかしら」とそっけない。そんなやりとりがあったことを知らないボブは爆破作戦を成功させると「革命万歳」と大絶叫。
それから月日が経ち、ボブは成長した娘ウィラ(チェイス・インフィニティ)に「聞いてくれ。昔、パパとママは罪を犯した」と衝撃の告白。カリスマ革命家の妻がバズーカ砲をターゲットの車に命中させ、一心不乱に走る姿が映し出される。ボブは「ママは捕まった。俺らも危ない」と続ける。革命の同志(レジーナ・ホール)に案内された隠れ家に身を潜めたウィラにロックジョー魔の手が迫る。
「お前を守りたかった。俺たちの革命に巻き込みたくなかった」。ライフルの照準で見つめるボブに目にウィラが兵士に連行される姿が飛び込んでくる。疾走する車がビルに飛び込み、厳つい顔のロックジョーがターゲットに近づき、移送されるウィラが車中で大暴れ、そして鉄塔爆破へと、衝撃シーンがノンストップでたたみかける。
そして、砂漠を走る車に乗ったボブが「終わりじゃないよな」と問いかけると、ハンドルを握る謎の空手道場のセンセイ(デル・トロ)が「当たり前だ」と応じる。その直後、不敵な顔の刺客が放ったライフルに襲撃された黒塗りの車が荒野に叩きつけられる。
山寺宏一によるナレーションの後、「愛してる、ボブ」と父の名を呼んだウィラを見送るボブの姿に続いて、「自由とは、恐れないことだ。トム・クルーズみたいに」と微笑んだセンセイが、タイヤを横滑りさせるドリフト走行で車窓から身を乗り出したボブを荒野へと放り出す。この先にどんな展開が待ち受けるのか。
“怒とうのチェイス・バトル”を掲げる本作は、アンダーソン監督が手がける娯楽大作として、次のオスカー受賞に向けての期待も高まっている。
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アンダーソン監督は、『マグノリア』(1999年)でベルリン国際映画祭金熊賞、『パンチドランク・ラブ』(2002年)でカンヌ国際映画祭監督賞、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』(07年)でベルリン国際映画祭監督賞、『ザ・マスター』(12年)でベネチア国際映画祭銀獅子賞を受賞。アカデミー賞ノミネートは通算11回にのぼる。
物語は、冴えない革命家ボブ(ディカプリオ)の一人娘が正体不明の勢力に狙われ、次々と迫る刺客との命懸けの逃走劇を繰り広げるというもの。予告編は、神妙な顔つきで知恵の輪のようなもの手にしたボブが「これは君のために作っているんだ。こうすればうっかり爆発させないで済む」と緩衝材を作るシーンからはじまる。妊娠中の妻(テヤナ・テイラー)が彼にキスすると「革命の始まりね」とつぶやく。
メキシコ国境で極秘作戦が実行される中、ボブの妻にロックジョー(ペン)が「また会うことになる」と意味深に告げると戦闘モードの彼女は「どうかしら」とそっけない。そんなやりとりがあったことを知らないボブは爆破作戦を成功させると「革命万歳」と大絶叫。
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