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ミス・ユニバース富山代表・前田日奈子さん「“やってみたい”がちゃんと大切にされる社会を作りたい」

エンタメ
2025-07-13 16:00
ミス・ユニバース富山代表・前田日奈子さん「“やってみたい”がちゃんと大切にされる社会を作りたい」
ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー富山代表・前田日奈子さん
 世界的ミスコンテスト『ミス・ユニバース』の日本代表選出大会『ミス・ユニバース・ジャパン』の2025年度の大会が16日、渋谷区文化総合センター 大和田・さくらホールにて開催される。開催に先駆け、各地区予選代表のインタビューが到着。ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー富山代表・前田日奈子さんに、日本大会にかける思い、そして意気込みを聞いた。

【写真】煌びやかなドレスに身を包んだ富山代表・前田日奈子さん

■ミス・ユニバース・ジャパン2025プレリミナリー富山代表
前田日奈子(まえだ ひなこ)

職業:自己表現プロデューサー
生年月日:1995年12月23日 29歳
出身地:富山県
身長:163cm
趣味:よさこい、ミュージカル、ダンス
特技:振り付けをすぐに覚えられる、初対面でも臆せず話しかけられる

――セミファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

正直、最初は驚きと信じられない気持ちでいっぱいでした。私の場合は辞退された方がおられたことで繰り上げという形での選出でしたが、だからこそ「この出来事には必ず意味がある」と強く感じました。同じ夢を追い、努力してきた富山の仲間たちの想いを胸に、与えられたチャンスを誠実に受け止め、全力でやりきろうと決意しました。奇跡のようなご縁をいただけたからこそ、今は一歩一歩、感謝を込めて前へ進んでいます。

――あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由も)

“空気をなごませる人”です。緊張している場面や初対面の時でも、自然と周りが笑顔になるような和やかな空気をつくるのが得意です。どんな時も、安心して自分を出せる居場所を届けられる存在でありたいと思っています。

――小さい頃のあなたはどんな子でしたか?

好奇心旺盛で、「やってみたい!」と思ったことにはすぐ挑戦していました。合唱や金管バンド、ソフトテニス、ミュージカルなど、さまざまな習い事を経験しました。特にミュージカルは、表現の楽しさやチームで創る喜びを教えてくれた特別な経験で、今もOGスタッフとして関わっています。また、人と話すのが大好きで、通学路で出会ったお年寄りに挨拶をしたり、遠足でひとりの子に声をかけたり。当時は町の人がみんな友だちのように感じていました。振り返ると、人とのつながりや思いやりを自然と大切にしていたのだと思います。

――あなたのチャームポイントを教えて下さい

私のチャームポイントは笑顔です。中学生の頃、「前歯が大きいね」とからかわれて悔しい思いもしましたが、それを表に出さず笑顔で乗り越えてきました。当時は自分を守るための笑顔でしたが、今は心からの笑顔を大切にしています。大人になって「歯並びがきれいだね」と褒められることも増え、自信と誇りを持てるようになりました。笑顔は私の内面の美しさの象徴であり、見る人の心に温かさを届ける魔法のような力だと信じています。

――今までで一番頑張ったことを教えて下さい

今年5月、初めて自分で主催する表現イベントを企画・運営しました。右も左もわからず不安だらけのスタートでしたが、1年かけて準備を重ねてきました。結果としては当日が雨天で中止になりましたが、その決断も含めてすべてが大きな学びと成長につながりました。悩み、迷いながらも諦めずに挑み続けた経験は、私にとってかけがえのない宝物です。

――憧れている(目標にしている)人を教えて下さい

いつも笑顔で前向きに周りを明るく照らす女性に憧れます。それはカラ元気ではなく、自分の気持ちに正直に生きている人です。人を否定せず、自然に言葉や行動で周りをその気にさせる“人を動かす力”を持つ人が理想です。私もそんなふうに、誰かの心にポジティブな火を灯せる存在になりたいです。

――あなたにとってオピニオンリーダーとはどのような人物でしょうか?

絶えず新しい知識を積極的に学び、周囲の意見を謙虚に受け入れる柔軟さを持った人物だと思います。豊富な知識を持つだけでなく、時には自分の考えを見直し変える勇気を持つことが真のリーダーシップにつながると考えます。

――今世界中で起きているどの問題に関心がありますか?

私は「子どもや若者のメンタルヘルス」に強い関心があります。日本では10代の死因の1位が自殺という深刻な現状があり、世界でも異例です。私自身、消えてしまいたいと思った経験がありますが、安心できる場所や人に支えられて乗り越えました。だからこそ今、つらい思いを抱える子どもたちに「大丈夫」「そのままでいいよ」と伝えられる存在でありたいです。自分らしくいられる社会を心から目指しています。

――あなたがミス・ユニバースになったら何をしたいですか?

まずは、同じ夢を追って頑張った“ベストオブミス富山”の仲間たちに、心からの感謝と喜びを伝えたいです。励まし合い高め合ってきた仲間がいたからこそ、最後まで走りきることができました。この挑戦は私一人のものではなく、みんなの想いと努力があってこそ掴めたものだと思っています。だからこそ、この結果をまずは仲間に届けたいと強く願っています。

――将来の夢、今後について教えて下さい

私の夢は、「誰もが自分らしく表現できる社会をつくること」です。地元・富山には思いやりや謙虚さを大切にする文化がありますが、「目立つのは恥ずかしい」と自分を抑える空気も根強いと感じます。実際、今の子どもたちの中には「どうせ無理」「目立つと笑われる」と、小さなうちから諦めてしまう子が多いのが現実です。日本は自己肯定感が低い国とも言われ、大人になるほど自分を出しにくくなってしまいます。だから私は、まず自分が”好き””楽しい”を全力で表現し、子どもたちに「自分もやっていいんだ」と感じてもらえる存在でありたい。泣きたいときに泣ける、笑いたいときに笑える。“やってみたい”がちゃんと大切にされる社会を、みんなと一緒につくっていきたいです。

――ミス・ユニバース日本大会へ向けての意気込みを教えてください

正直、私はセミファイナリストの中でもミスコンの世界から最も遠い存在でした。1年前の自分に「ミスユニバースに出る」と言っても、きっと信じてもらえなかったと思います。しかし、この1年でここまで変われたことが、自分の可能性を示す何よりの証です。ミスコンはただ”美しい人”を選ぶ場ではありません。むしろ「私なんかが?」と思っている人こそ、輝く原石かもしれません。だから私は、そんな人たちに希望を届けられる存在でありたいです。応援よろしくお願いいたします!

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