神対応とはこのこと!? ユーザーから称賛された企業の粋な計らい
2018-04-27 06:30:35
今年の成人式当日、着物レンタル店と突然連絡が取れなくなり新成人が大パニックになる騒動がありました。このような不届き者な企業もあれば、不安に暮れる新成人を助けるため急遽着物のレンタルや着付けを手伝う企業も現れました。中には無料で実施する企業も。このように神対応をみせる企業はもっと周知させて好感度を上げたい! そこで今回は企業がみせた神対応や粋な計らいを紹介したいと思います。
アイドルの握手会に消臭グッズを無償提供(マンダム)
2017年夏、SKE48の松村香織さんがツイッターでとある困った問題を取り上げました。それは握手会でのファンの体臭。どうやら会場に来た女性ファンから苦情が入ったようで、松村さんは言葉を選びながら指摘し消臭グッズを紹介しました。
これにすぐさま反応したのがマンダム。なんと大量のデオドラントボディーシートやスプレーを提供。わずか1週間でのマンダムのサービスに松村さんも感謝と喜びのツイート。無臭の握手会だったと報告しています。
神対応で有名な任天堂のサービスはもはや伝説
2015年に話題となった高嶋ちさ子さんの『3DSバキバキ騒動』。子供がルールを守らなかったため3DSを真っ二つにへし折りその画像をツイッターにアップし物議をかもしました。その後、任天堂に修理に出したそうですが、戻ってきた画像を見たネットユーザーが驚愕しました。
というのも修理前の3DSの本体にシールが貼ってあったのですが、修理後、おそらく本体は交換されているにもかかわらず同じ個所にシールが貼り直されていました。まさに元通りにして返すという神業。これには関係ないユーザーも任天堂サポートに感心していました。
この他にも、3DSを水没させてしまった少年の本体を迅速に修理し、データもそのままだったという話やオーストラリアの少女が「クラスの多くはDSを持っているのに親に買ってもらえない」という手紙を送ったところ任天堂からプレゼントされた、など伝説の神対応は枚挙にいとまがありません。
33年前に盗難された自動車をレストア(GM)
1981年、アメリカ・デトロイトで愛車のシボレーコルベットが路上盗難されたオーナーのジョージさん。当時、盗難届を出してはいたものの見つかることは無く歳月がすぎ、忘れた頃に「発見された」と警察から連絡がきたのは33年後。
しかし見つかった場所はミシシッピ州でジョージさんの家から1000キロ以上離れた場所。70歳も超えており遠出もできないため諦めかけていたころ、なんと製造元のGMが搬送を請け負うと名乗り出ました。しかも修理もして引き渡すと約束。愛車と対面したジョージさんは大喜びだったそうです。
事故被害の老夫婦の車をすぐさま交換(マツダ)
こちらもアメリカのお話。マツダのロードスターを購入した老夫婦。納車日にディーラーから出て2キロも走らない所でなんと追突され、その勢いでフロントも衝突し修理も困難な状態になってしまいました。
夫婦にケガはなかったとはいえ、納車即廃車という悪夢のような出来事でしたが、これに粋な計らいをみせたのがマツダ。本来責任を負うことは無いのですが、なんと無償で新車と交換してくれたのです。この神対応にアメリカ人から称賛の声があがりました。
夢の国は現実にもしっかり向き合う神対応
- Disney FAN(ディズニーファン) 2018年5月号 (2018年03月24日発売)
Fujisan.co.jpより
ディズニーランドは言わずもがなでキャストの神対応が多く報告されています。それも含めて現実から少し離れて夢に浸れるわけですが、嫌でも現実に引き戻される局面がありました。それが3.11、東日本大震災のときでした。当時、ランドとシーで7万人のゲストが来場していたそうですが、キャストの指示が的確でパニックも無かったそう。
また非常食がわりに売り物のお菓子を配ったり、防災頭巾のかわりにぬいぐるみを配布したりの神対応。それでも不安が広がる子供たちに対しキャストは、買い物袋の隠れミッキーの話をして気を紛らわせる話題を提供したりと、ゲストへのケアが徹底していたそうです。
商品やサービスが多様になっているおかげで、それ自体には格別差異がなくなってきている昨今、このような売り物以外での対応が購入するきっかけになるのかもしれませんね。
- クリーニング現場からのクレーム対応
Fujisan.co.jpより
情報提供元: マガジンサミット