料理や飲み物の「こす・フィルター」の理由と伝統食品への職人技を調査
2026-06-05 15:00:00
日々のコーヒーやお茶、料理の仕上げに欠かせない“こす”“フィルターを通す”といったひと手間。
株式会社NEXERが北村製布株式会社と共同で行ったアンケート調査から、こうした工程への意識や伝統食品における職人技への理解についての実態が明らかになりました。
調査では、なぜこの工程が重視されるのか、また日本の伝統食品での「布でこす」行為に対する消費者の意識を探っています。
現代の食生活と日本独自の食文化、その「裏側」に迫ります。
料理や飲み物に不可欠な「こす・フィルター」工程の役割

毎日の生活の中に溶け込んでいる「ろ過」「こす」という工程。
ドリップコーヒーをフィルターで淹れる、出汁や茶碗蒸しに布や網を使うなど、さまざまな場面で見られます。
今回の調査では、全国の男女500名を対象に、「こす・フィルターを通す」ひと手間について実態を確認しました。
結果からは、普段意識されていなくても、この作業が料理や飲み物の味や香りを引き立てる重要なポイントであることが分かりました。
コーヒー・紅茶を自宅で飲む人が半数超え、インスタントが主流

調査では「コーヒーや紅茶を自宅で飲むか」という質問に対し、「よくある」と回答した人が54.0%という結果に。
「たまにある」も合わせると、約70%の人が自宅で習慣的にコーヒーや紅茶を楽しんでいます。

飲み方としては「インスタント(粉末・スティックタイプ)」が50.3%で最も多く、次いで「ドリップで淹れる」が23.3%、カフェやコンビニでの購入が10.8%でした。
手軽さを重視した選択が主流ですが、「フィルターを通す」ひと手間も一定数の家庭で根付いていることが伺えます。
「こす・フィルターを通す」作業を日常的に行う人は約4人に1人

料理や飲み物を作る際に「こす・フィルターを通す・ざるで受ける」工程について、「頻繁に」「ときどき」「まれに」と答えた人の合計は23.8%。
一方で「まったくかけない」が61.2%、「ほとんどかけない」が15.0%と、こういったひと手間を敬遠する傾向も見られました。
家庭での“ひと手間”の有無は、日常のライフスタイルや調理に対するこだわりへも表れているといえるでしょう。
こだわり派が重視する「こす・フィルター」場面とは
工程を取り入れている多くの人は、お菓子作り・パン作り・麺類の湯切りや、コーヒーやお茶の淹れ方で「こす・フィルター」工程を実践しています。
特に「茶葉を急須に残したい」「クリアなだしをとりたい」など、仕上がりのクオリティと自分の好みへの配慮が確認できます。
ひと手間をかける一番の理由は「味・香り・口当たりの向上」

ひと手間をかける理由として、56.3%が「味や香り、口当たりが良くなるから」と回答しました。
14.3%は「不純物を取り除いて衛生的にしたい」、10.1%が「見た目や仕上がりが美しいから」と続いています。
“おいしさ”を追求する人々の思いが、工程への積極的な取り入れに直結していることが窺えます。
日本の伝統食品における「ろ過工程」は知られていなかった?

醤油や豆腐、日本酒・味噌など日本の伝統食品でも「専用の布でこす」ろ過工程が不可欠ですが、「まったく知らなかった」と回答した人が57.4%に上りました。
「一部の食品については知っていた」は36.6%、「詳しく知っていた」はわずか6.0%。
紀元以来続く工程であるにも関わらず、現代消費者の多くにはまだ認識されていない事実が明確となりました。
伝統食のろ過工程を知ることで職人技への敬意が高まる

伝統食品での「布でこす」工程を知った人の61.0%が「職人技と手間ひまへの敬意」を感じたと回答。
続いて51.2%が「日本食文化の奥深さを感じた」と答えています。
実際に製造プロセスの裏側を知ることで、消費者の意識や信頼も高まり、「今後は手間をかけて作られた食品を選びたい」と考える人も見受けられました。
日常のひと手間から伝統食品の奥深さへ
今回の調査では、料理や飲み物に「こす・フィルターを通す」工程を日常生活で重視する人が約4人に1人である一方、伝統食品のろ過工程については過半数が認知していないことが明らかに。
しかし、工程の重要性を知った人たちは、職人技や日本食文化の奥行き、そして安心感や信頼を感じていました。
日々の”ちょっとしたひと手間”が、私たちの食卓をより豊かにし、伝統食品の価値を再発見するきっかけとなります。
これから料理や買い物をする際は、その裏にある技術や手間にもぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
※本記事はPR TIMESのリリースを元にE START AIライターが執筆しています。
情報提供元: PR TIMES