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『Ruby biz Grand prix 2024』暮らしやビジネスをより豊かにするサービスを提供している企業の中からグランプリが決定!豪華な表彰式を島根県で開催

2025-01-22 17:02:48

ビジネスの領域においてプログラム言語 Ruby の特徴を活かして、新たなサービスを創造し世界へ発信している企業、団体及び個人を対象とした『Ruby biz Grand prix 2024』が開催され、Ruby biz グランプリ実行委員会が表彰式を島根県の松江テルサにて開催した。

「Ruby biz Grand prix」は、プログラム言語「Ruby」を活用して、ビジネスの領域で新たな価値を創造し、今後の発展が期待できるサービスや商品を表彰するグランプリ。第10回目の開催となる『Ruby biz Grand prix 2024』では、暮らしやビジネスをより豊かにするための様々なサービス・商品、計21事例の中から選ばれた、大賞2点と特別賞3点、デジタルコミュニケーション賞2点、クリエイティブ賞2点が表彰された。

各受賞企業は以下の通り。

大賞:

イタンジ株式会社「ITANDI BB および ITANDI BB+」、株式会社タイミー「Timee(タイミー)」

特別賞:

株式会社IVRy「IVRy」、 株式会社SmartHR「SmartHR」

株式会社バイタルリード「AIオンデマンド配車システム TAKUZO」

デジタルコミュニケーション賞:

エースチャイルド株式会社「つながる相談」 、株式会社mov「口コミコム」

クリエイティブ賞:

株式会社オーディオストック「Audiostock」、株式会社ロッカ「フィヨルドブートキャンプ」

表彰式の後、大賞と特別賞の受賞者には、受賞事例のプレゼンテーションも行われた。

(大賞)イタンジ株式会社 【ITANDI BB および ITANDI BB+】 

「ITANDI BB+」は賃貸物件の検索から内⾒、⼊居申込、契約、更新・退去⼿続き等を⼀気通貫で管理する不動産業界SaaSだ。首都圏の賃貸仲介会社の95%で利用。このSaaSと連携し、⼊居申込の有無や番⼿をリアルタイムに確認できる不動産業者間サイトが「ITANDI BB」である。

【大原将真様コメント】 

10を超えるプロダクトをほぼすべてRubyでつくっていますが、数々のプロダクトをすばやく市場に提供できたのは、Rubyの開発のしやすさやコミュニティの間口の広さなどが背景にあるかと思います。「Rubyを使えば、社会課題を解決できるプロダクトやサービスをつくれる」という風に少しでも多くの方に思っていただき、Rubyに貢献出来たら嬉しいです。

(大賞)株式会社タイミー 【Timee(タイミー)】 

「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス。「働き方」を時代に合わせてアップデートしていくことで、潜在労働力を喚起し、社会課題の解決を実現していいく。

【恩田拓也様コメント】 

2018年のサービス開始から今に至るまでRubyでサービスを運営、開発しております。今後ともサービスの成長によってRubyないし、こういったコミュニティに対しての恩返しが少しでもできればと思っております。

主催者代表挨拶として実行委員会 委員長 井上 浩氏は次のように語った。

「今回で10回目となるRuby biz グランプリですが、ここまで281のサービスにエントリーいただいております。当グランプリはRubyで開発されたこれから広がるであろうサービスを顕彰することが目的となっております。この281の事例から、すでに多くのサービスが事業として拡大していっています。もちろん関係各位の先見性とご尽力の賜物ではございますが、そこを支えるRubyの実力も無視できないだろうと考えております。このRuby biz グランプリ開催により世の中の多くのサービスがRubyで構築されるきっかけになることを願っております」

そしてこの「Ruby」というワードを生み出した日本の著名なソフトウェア技術者 まつもとゆきひろ氏も審査委員長挨拶として次のようにコメント。

「Ruby biz グランプリは今年で10周年になりました。多くの皆様に応募していただいて、賞を差し上げることができたことを本当にありがたく思っています。それもRubyを使って世の中を良くするためのサービス開発に取り組んでいただいた皆様のおかげと思います。毎年ではありますが審査がとても大変でした。審査員は頭を捻りながら『これはどうしたものか』と様々な話をして、選ばせていただきました。過去も含め、多くの企業・サービスに応募していただきましたが、どれも素晴らしいサービスだと思います。来年もこの表彰式は継続されると思うので、Rubyを使った素晴らしいサービスを見せていただき、表彰させていただければと心から思っております」

 

このように、グランプリを通して、Rubyがもたらす革新性を国内外に広く発信。企業にとっても刺激となり、IT産業全体の盛り上がりに貢献する授賞式となった。

情報提供元: マガジンサミット

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