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利用者の約8割がメリットを実感!宅配ボックスでの荷物の発送、受取が可能な「Smari」を調査

2024-03-25 18:00:59

近年のCtoC市場拡大等を背景に、今後も個人による荷物の発送・受取のニーズはさらに増加していくことが予想されています。そんな中、パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社が、三菱商事株式会社、京王電鉄株式会社と共同で、非対面で発送・受取が可能な「Smari(スマリ)サービス」の利用実態調査を実施しました。

「Smari」は三菱商事が提供する、伝票の記入なども不要でスムーズに発送手続きをすることが可能なEC商品・レンタル商品の発送・返品・返却サービス。パナソニック ハウジングソリューションズは、自宅からEC商品・レンタル商品などを発送可能な「Smari」に対応した受取だけでなく発送もできる「二刀流」宅配ボックス「e-COMBO LIGHT(イーコンボライト)」を販売しています。

また、戸建て世帯だけでなく、京王線沿線を中心とした駅にも「スマリボックス」が設置されており、これを活用することで同様にスムーズな発送手続きを行うことができるようになっています。

■利用者の約8割がSmariのメリットを実感!Smariを使った発送(返送)は集荷ドライバー依頼と比べると「1時間以上時間が浮く」と回答した人も過半数

パナソニック ハウジングソリューションズは、京王線沿線の戸建てに暮らす30名に戸建て用宅配ボックス「e-COMBO LIGHTスマリ対応タイプ」を提供し、「Smari」を実際に利用してもらうことで、ユーザーの利用実感を調査。

その結果、Smari宅配ボックスの利用によるメリットとして「伝票記入の手間が不要」「店舗への持ち込みが不要」そして「集荷ドライバーの待機が不要」と8割が回答。Smari宅配ボックスにより、発送や返送の時間・物理的な手間等のプロセスの大幅な簡素化に繋がることがわかりました。

また、6割以上の方が発送(返送)作業について「準備時間・手配の手間」も減少したと回答しました。

実際にSmari宅配ボックスを利用した声として、受取に関しては、80.0%の利用者が「スムーズに受け取ることができた」と回答。また、発送(返送)に関しては、63.4%が「自宅でのドライバー集荷に比べてストレスが減少した」、80.0%が「家での待機が不要となり、当日の予定が立てやすくなった」と回答しました。

さらに、通常の発送(返送)と比較して「準備時間(66.7%)」、「手配の手間(63.3%)」のそれぞれが減少したという結果が出ました。特に、発送(返送)作業に関して、ストレスや時間が軽減されているという回答が多く見受けられました。

さらに、発送(返送)に関して、Smari宅配ボックスの利用により、自宅での集荷ドライバー依頼と比較して、5割以上の利用者が「1時間以上の時間が浮く」と回答しました。集荷ドライバーの依頼では時間帯指定のみ可能であり、待機時間が長くなる可能性がありますが、Smari宅配ボックスでは荷物をボックスに入れるだけで済むため、待機時間が発生しません。

さらに、66.7%の利用者がSmari宅配ボックスの存在は「利用者だけでなく宅配会社にとっても良いことだと思う」と回答しています。

発送(返送)に関する調査では、直近3年間で荷物の集荷に対応できなかった経験があると回答した人が全体の40.0%に上りました。さらに、1年前と比較して荷物の発送(返送)が増えたと感じている人も全体の40.0%であることが分かりました。集荷依頼の増加にともない、今後も集荷に対応できない事態が発生する可能性も想定されますが、「Smari」を活用することで、そのリスクを下げることが可能になると考えられます。

■”物流2024年問題”解決の一助に

2024年4月から、トラックドライバーの時間外労働960時間上限規制と改正改善基準告示が適用されます。トラックドライバーの労働環境が改善されるのは良いことですが、これにより国内の輸送能力が不足し、「モノが運べなくなる」可能性が懸念されており、「物流の2024年問題」とされています。

「Smari」は非対面での発送・受取サービスであり、荷渡し、荷受けをボックスに入れるだけで完結することができるため、ドライバーの「時間ロス」低減に繋がるサービスでもあります。

今回調査の実施とあわせ、パナソニック ハウジングソリューションズは宅配事業者であるSBS即配サポート株式会社にインタビューも実施。配送事業本部の田邉陽二課長は「物流2024年問題を前に、各宅配事業者が対策に頭を悩ませている。その中で、お客様側でもこのような非対面の宅配サービスを積極的に活用してもらうことは荷待ち時間の低減に繋がるため、大変ありがたい。宅配事業者側、お客様側両面で工夫をしていくことが、より効率的な物流に繋がると考えている」とコメント。

「Smari」のようなサービスが広がることは、利用者にとっても宅配事業者にとってもより効率的な物流を実現する一助になりそうです。

◾「Smari」サービス続々拡大中

2021年11月に鉄道会社として初めて「Smari」を導入し、初台駅、幡ヶ谷駅、桜上水駅、八幡山駅(京王リトナード八幡山)、永福町駅(京王リトナード永福町)に専用のボックス「スマリボックス」を設置していた京王電鉄。

先月15日には、フリマサイトでの出品機会の増大、洋服等のレンタルサービス・ECの成長にあわせ、発送・返品ニーズが高まりスマリボックス集荷数も増えてきていることから、新たに上北沢駅、千歳烏山駅、つつじヶ丘駅、国領駅、調布駅、高井戸駅(京王リトナード高井戸)、久我山駅、富士見ヶ丘駅、吉祥寺駅(キラリナ京王吉祥寺)の計9駅に増設を行いました。

また、パナソニック ハウジングソリューションズの戸建て向け宅配ボックス「e-COMBO LIGHT(イーコンボライト)」 も、2024年夏には株式会社メルカリの「らくらくメルカリ便」の発送サービスに対応予定で、今後ますます便利になりそうです。

宅配サービスを効率的に利用できるサービスを求めている人は多いはず。気になる人はすぐにでもチェックしてみてください。

・スマリボックス

▼設置場所
<京王線>
新設:上北沢駅、千歳烏山駅、つつじヶ丘駅、国領駅、調布駅
既設:初台駅、幡ヶ谷駅、桜上水駅、八幡山駅(京王リトナード八幡山)
<井の頭線>
新設:高井戸駅(京王リトナード高井戸)、久我山駅、富士見ヶ丘駅、吉祥寺駅(キラリナ京王吉祥寺)
既設:永福町駅(京王リトナード永福町)
※詳しい設置場所は下記WEBページをご覧ください。
(https://www.keio.co.jp/pdf/smarilocation.pdf)
※新規設置駅の9駅においては、日本郵便の「e発送サービス」はご利用いただけません

▼利用時間
始発~終電(京王リトナード八幡山、京王リトナード高井戸は24時間利用可能)

・利用実態調査の概要(パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社実施:戸建て世帯向け)
対象:京王線ユーザー30名
目的:非対面発送・受取サービス「Smari」による個人宅からの発送/受取の効率化を検証
検証方法:戸建て用宅配ボックス「e-COMBO LIGHTスマリ対応タイプ」を30名に提供し、荷物発送および受取に利用。
検証期間:2024年1月19日~2024年1月31日

情報提供元: マガジンサミット

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