感謝状へワンチャンある!?犯人逮捕や人命救助に貢献したお手柄一般人
2018-09-17 06:30:56
犯人と逮捕や人命救助に一般人が協力し警察や消防から感謝状を贈られるというニュースはよく聞きます。果たしてどんな事件に首を突っ込めば就活に役立ちそうな感謝状をもらえるのでしょうか。今回はそんな表彰をされた実例やお手柄一般人のニュースを紹介します。
自転車追い抜き犯人を取り押さえた少年
今年5月、詐欺未遂事件で捜査していた警察官が埼玉県寄居駅付近で不審な男を追跡。そこに偶然、自転車で現れた高校2年生の男子学生に対し警察官が、逃げる不審者を追うために「自転車を貸してほしい」と声をかけたそう。快く自転車を貸した男子学生でしたが、協力するため走って追跡開始。
自転車をこぐ警察官、一方ダッシュする学生。やがて学生が自転車を追い越すと、不審者に先に追いつき取り押さえたんだとか。学生は中学で短距離選手、高校でラグビー部に所属するスポーツマン。寄居署は学生に感謝状を贈呈しました。
人命救助は「拳で!」
2007年、香川県坂出市の県道でのこと。走行していた軽自動車に後ろから来た乗用車が追突。これにより軽自動車は横転し運転していた70代の男性が閉じ込められてしまいました。さらに燃料タンクからは火の手が。
この危機を救ったのは偶然通りかかた中学三年の男子生徒。素手でフロントガラスをたたき割り、閉じ込められていた男性を引っ張り出し救助。しかもその直後に軽自動車は炎上。危機一髪で中学生が人命救助に成功しました。
逮捕に貢献してしまう犬
- 現代警察 156号 (2018年04月25日発売)
Fujisan.co.jpより
2014年、米アラバマ州でのこと。警察が麻薬関連の捜査で家屋捜索。すると容疑者が自宅裏の林に逃げこむ事態に。見失う警察、仕方なく家屋に戻るとふと目についたのが容疑者の飼い犬。ピットブルとハスキーの雑種のオスで、警察はひょっとしたら……と、犬を「捕まえて来い」と林に向け放ちました。
すると、犬は草むらので立ち止まり嬉しそうにシッポをふりふり。なんと隠れる容疑者(飼い主)を見つけ、警察に教えてくれたそうです。お手柄犬となりましたが容疑者は拘束されたためひとりぼっちになってしまいましたが、後に容疑者の親族に引き取られたんだとか。
ママを更生?子供が悪事を暴露
2017年、福岡県八幡西署のパトカーがとある女性が運転する軽乗用車の後ろを走行中、その車の後部座席から信じられないものを目撃。後部座席に乗っていた子供がパトカーに向けてなんと缶酎ハイの空き缶を二本を手に持ちアピってきたそう。
パトカーは急いでその車を止め運転手の女(33)を呼気検査。基準値を超えるアルコール分が検出されたため道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕しました。子供が何を思ってアピールしたかは分かりませんが、大事故にならずに済んだのも子供のおかげかもしれません。
おじさんゲットだぜ!!
ときはポケモンGOがリリースされ大流行した2016年。場所は静岡県の蓮華寺池公園。20代の男性5人がポケモンをゲットするため公園を散策。中の一人が画面越しに池にポケモンがいるのを発見。
「ポケモンゲットだぜ……? ん? あれ、人じゃね?」
そう、池にいたのはポケモンではなく、胸まで浸かって身動きが出来なくなった70代の男性。5人は急いでその男性を引上げ救助。救急隊が到着するまで介抱したそうです。後に5人は消防署から感謝状を贈られました。
その内の一人は男性を発見した際の様子について
「コイキングかと思ったらおじいさんだった」と語りました。
さて、一般人のお手柄について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。結構ハードな人命救助があったりしますので感謝状への道のり遠いようです。街の平和への貢献は市民の務め、身の危険がない程度に協力していきたいものです。
情報提供元: マガジンサミット