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武井壮、男子3000m障害の三浦龍司を絶賛「技術も肉体も金メダル級」

2025-09-17 13:20:23

9月13日(土)から21日(日)までの9日間、陸上競技の世界大会「東京2025世界陸上」が国立競技場で開催。大会期間中、東京都は国立競技場外構部のステージエリアと都立明治公園のパークエリアにおいて、世界陸上盛り上げイベント「TOKYO FORWARD 2025 for 世界陸上」が実施されている。

ステージエリアでは、プロランナーの大迫傑選手など豪華アスリートによるトークショー、Little Glee Monster のスペシャルライブのほか、書道、和楽器、殺陣といったJAPANエンターテインメントを体感できるさまざまなステージプログラムを展開。

16日(火)には、特設ステージにて、タレントの武井壮がゲストとして登壇するトークショーが実施された。陸上・十種競技日本チャンピオンの経歴を持つ武井によって、陸上や十種競技の魅力、今大会で印象に残った選手、今後が注目の選手などが語られた。

大舞台となる試合の際の集中力の持って行き方、という点でMCから質問されると、武井は「トップアスリートの人たちは、普段のトレーニングから極限に集中して、トレーニングの1歩ずつを最高級の集中をして、自分の技術と体力を作り上げてる」と答えた。

つづけて「昨日のデュプランティス選手のような、最後の6m30cm、地球上のみんなが見てる瞬間で、2回失敗して、だけでも徐々に修正して、最後の1本で僕らが全員待ち望んでたでしょ、あの瞬間。『デュプランティス』なら絶対に飛ぶと思いながら、何十億人も見てる中で、腰も肩も頭のラインも狂わずに。あれを生み出してるのは、絶対にそれ以上の集中力で毎日の練習をこなしてるからなんです」と、男子棒高跳びで6m30cmの世界新記録を樹立して大会3連覇を達成したアルマント・デュプランティス選手を例に出し、アスリートの集中力について語った。

また、これまでの試合で印象に残った選手を聞かれると「昨日の三浦龍司選手は惜しかったですね。日本人の男子3000メートル障害で、過去最強の肉体、そして技術を作り上げてきた選手なので、今回の大会は惜しくもギリギリ8位という結果で入賞しましたけど、実力に関してはメダルにたどり着くところまで、彼の中で作り上げられていると思います。次のオリンピック、もしかしたら世界選手権、どの大会で彼が金メダルを獲るのかを僕は本当に楽しみに見ています」と、太鼓判を押した。

自身のYouTubeチャンネルで多くのアスリートとコラボしている武井だが、今までで印象に残ったアスリートを聞かれると、武井は「5人いる」と答え、まず3人は室伏重信を始めとする室伏一家(室伏広治、室伏由佳)の3人、そして末續慎吾、高橋尚子の名前を挙げた。

「パリ2003世界陸上」の男子200mで日本人として初となるスプリント系種目での銅メダル、「北京2008オリンピック」では4×100mリレーで銀メダル獲得という実績を持つ末續とのコラボについては「僕は自分の走りの理論はほとんど100点だと思ってたんですよ。僕の理論以上はないのかと思ってたら、簡単にあったんです。すごいですよ。足を着きに行くんですけど、彼は地面に着くまでに全てパーツをひねり切って、足が着くときにはもうひねり戻りが自然に来るようになってる。足に出力しなくていい状態になってる。だから、(末續は)『僕の1歩は1歩じゃないんです』と言ってました」と、末續の走りの理論を身振り手振りを合わせて表現し、衝撃を受けたと振り返っていた。

情報提供元: マガジンサミット