熱いパフォーマンスやコラボグッズ販売で「FC町田ゼルビア」に熱烈エール! 年に1度の「玉川大学マッチデー」開催
2025-06-18 12:00:21
2025年5月31日、東京都町田市にある町田GIONスタジアムにて、JリーグFC町田ゼルビアのホームゲームで「玉川大学マッチデー」を開催。町田ゼルビアのトップパートナーである玉川大学・玉川学園が中心となり、ブース出展やステージパフォーマンスなどを通して、熱い試合をさらに盛り上げました。
注目を集める物販ブース 限定のゼルビアコラボアイテムは完売続出

あいにくの雨の中、熱戦を応援すべく多くのサポーターが足を運んでいたこの日。スタジアムに隣接するイベント会場「ゼルビーランド」には、スタジアムグルメをはじめとする様々な屋台、ブースが出展されました。その中でも多くの方が足を止めて人気を集めていたのは、玉川大学&玉川学園のブースです。今回は購買部、出版部、TAMAGAWA MARKET(玉川大学・玉川学園公式のアパレルブランド)が出展し、オリジナル商品などを販売しました。

購買部では「たまがわアイス」を販売。こちらは、玉川大学が長年取り組んでいるミツバチ研究をベースに監修した国産ハチミツ「たまがわはちみつ」を使用したオリジナルアイスです。玉川大学芸術学部メディア・デザイン学科の学生がパッケージデザインを担当した「たまがわジャムアイス」も人気。取材中も、大人から子どもまで様々な年代の方が購入していき、その場でおいしそうに味わう姿が見られました。

スタジアムにはファミリーも多く訪れることから、出版部のブースでは児童書を販売。未就学児から中学生までを対象に、かわいらしいキャラクターやわかりやすい図・イラストを使用した様々な書籍が並んでいます。マッチデー限定価格として特別に20%オフで購入できるとあり、興味を示した親子連れの方々が購入して行かれました。

玉川大学の学生たちが元気な声で呼び込みをしていたのは、TAMAGAWA MARKETのブース。この日はゼルビア町田とコラボレーションしたマッチデー限定デザインのトートバッグ、扇子、キーホルダーを販売。この日しか買えないレアなグッズがゼルビアサポーターたちの注目を集め、完売商品が続出するほどの盛況ぶりでした。
チアリーディングの国際大会金メダル受賞「JULIAS」も応援!
今回のマッチデーの見どころの一つが、玉川大学体育会ダンスドリルチーム「JULIAS」による熱いパフォーマンスです。JULIASは、4月に行なわれたICU世界チアリーディング選手権大会においてダブルポン部門金メダル、チア本部門銀メダルを獲得するなど、国際大会でも数々の好成績を納めている実力チーム。Pom部門で、「大学編成グランプリ」と「文部科学大臣賞」を受賞しています。その世界レベルの演技が見られるとあって、来場者の期待も高まります。
パフォーマンス前に、チームを代表してメンバーの前田真希さん、八巻澄玲さん(ともに玉川大学4年生)にお話を伺うことができました。この日は荒天のため、予定していた試合前のパフォーマンスは残念ながら中止に。それでも、ハーフタイムにふたたび予定されている出番に向けて、チームの気合いは十分だといいます。

「今日パフォーマンスする曲は、映画『ハイスクール・ミュージカル2』の『All For One』。今年度からイベント時などによく使用している、私たちにとっても大切な曲です。曲名の『All For One』は、どんなスポーツにおいても大切なメッセージだと思うので、心をこめて演じたいと思います」(前田さん)
「あいにくのお天気ですが、スタジアムで町田ゼルビアの皆さんを応援できることを嬉しく思います。選手の皆さんはもちろん、応援に駆けつけてくださったサポーターの皆さんの心にも残るような演技ができるようにがんばります!」(八巻さん)
フラッグベアラー、ボールパーソン、エスコートキッズ 様々な形で試合をサポート

この日、玉川大学の学生や玉川学園の生徒たちは、スタジアム内で様々な役割を担当して活躍していました。フラッグベアラーや選手入場前のフラッグ隊を務めたのは、JULIASのチームメンバーたち。また、玉川学園Secondary Division(小学6年生〜高校3年生)サッカー部の生徒たちが、ボールパーソン・担架スタッフとして円滑な試合運営をサポートします。

キックオフに先立ち選手入場の際、ゼルビアの選手たちと手をつないで登場したのは、玉川学園Primary Division(小学1年生〜5年生)で、同学の延長教育プログラム「Extended School(ES)」の町田ゼルビアフットボールスクールに参加する児童たちです。やや緊張した面持ちで憧れの選手たちと共に入場し、エスコートキッズとしての大役を務めた子どもたちには、会場から惜しみない拍手が送られました。
午後2時、いよいよ試合がキックオフ! 町田ゼルビアは果敢にゴールを狙いますが、前半から対戦相手の横浜F・マリノスの猛攻でリードされる展開に。後半の巻き返しに望みをかけ、ゼルビアサポーターの応援にも熱が入ります。そして前半終了後のハーフタイム、笑顔をたたえたJULIASのメンバー36名がメインスタンド前に登場すると、会場の目は華やかに舞う彼女たちに釘付けになりました。

アップテンポな曲に合わせて、息の合ったパフォーマンスを繰り広げるJULIAS。メンバーの前田さん・八巻さんが「ぜひ注目してほしいです!」と話していた後半のユニゾンパートも見事に決まり、最後は「GO! ゼルビア!」と全員でコール。終始はつらつとした笑顔を見せたJULIASのパフォーマンスに、会場全体が大きく湧き上がりました。試合は残念ながら対戦相手の横浜F・マリノスの勝利で終わりましたが、玉川大学、玉川学園、サポーターが一丸となって送った熱いエールは、選手たちにもきっと届いていたはずです。

町田市を本拠とする玉川学園は、2009年度から地域連携事業の一環として町田ゼルビアとトップパートナー契約を結んでおり、冠試合である玉川大学マッチデーは年に1回開催されています。玉川大学・玉川学園は、今回のようなオリジナル商品の特別販売やパフォーマンスの他、試合の応援グッズを作るワークショップや、学生たちによる楽器演奏など、ホームゲームを盛り上げるべく様々なプログラムを実施してきました。この日、サポーターたちとともに熱い声援を送った玉川学園総務部総務課長の鳥海久絵さんは「同じ『ゼルビアを応援したい』という気持ちを持った地域の方たちに対して、本学の教育内容を反映させたプログラムを提供しながら、来場者の方に“玉川大学・玉川学園”が印象に残るような催しを毎年考えて、ゼルビアのパートナーとして応援していきたいと思います」と話します。
玉川大学経営学部の講義に株式会社ゼルビア代表取締役COOの上田武蔵氏をゲスト講師として招いたり、町田ゼルビアフットボールスクールで選手が指導を行ったりと、教育連携を深めている両者。今後も地域との共存・共栄を図りながら、スポーツ振興、教育振興の両面で協力を続けていきことが期待されます。

情報提供元: マガジンサミット