E START

E START トップページ > マガジン > メルカリ取締役会長 小泉氏も登壇!自社・組織の改革を成し遂げた経験談が聞ける「HiPro Direct Networking Day 2024」開催

メルカリ取締役会長 小泉氏も登壇!自社・組織の改革を成し遂げた経験談が聞ける「HiPro Direct Networking Day 2024」開催

2024-03-11 22:21:51

転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社のプロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro(ハイプロ)」が運営する、副業・フリーランス人材マッチングプラットフォームサービス「HiPro Direct(ハイプロ ダイレクト)」が、「HiPro Direct Networking Day 2024」を開催。当日はメルカリ代表取締役会長 小泉 文明氏も登壇した。

「HiPro Direct Networking Day」は、プロ人材を活用し課題解決を行う企業、各領域のプロ人材が集まり、企業の課題解決の糸口となる情報を提供するイベントだ。当日はプロ人材と共に自社・組織の改革を成し遂げた企業担当者を招き、プロ人材を受け入れる際の壁とその乗り越え方、活用によってビジネス課題を解決に導いたノウハウや成果を紹介する「トークセッション」を3つのテーマに分けて実施。

また、「プロ人材と直接会話できる相談ブース」に加え、「プロ人材活用を実践する企業に相談できるブース」を設け、プロ人材・企業双方の視点から課題解決のヒントとなる情報を届ける場となった。

1つ目のコンテンツ”「激論!改革のリーダーが語る。日本企業の伝統と文化を輝かせる「人と組織のあり方」とは”には株式会社メルカリ 取締役会長 株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 代表取締役社長 小泉 文明氏がパネリストとして登壇。

モデレーターはパーソナルキャリア株式会社 タレントシェアリング事業部 エグゼクティブマネージャー 兼 HiPro Direct責任者 大里 真一朗氏が務めた。

株式会社メルカリや株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーには正社員だけでなく、副業や個人事業主として働いている社員もたくさんいる。さまざまな雇用形態が増えている中、正社員や副業者、個人事業主に関わらず同じ方向を向くためにも、言葉の力は強いのでミッションや方向性など何度も伝えることが組織内で同じビジョンを持つことができるポイントだと小泉氏は語る。

情報についても基本はどんな雇用形態の人に対してもオープンにして自分ごととして仕事をしてもらえる環境を整えている。また、スラックなどの便利なツールはどんどん導入。50代、60代など長年勤めている人にとって、最初はアレルギーがあったものの、慣れていってもらうと、結局はみんな便利だと感じてもらえている。経営者側がこうゆう組織に変えていきたいとしっかり行動し、伝えていくことも大事。更には組織文化とツールを整えることで、さまざまな雇用形態の人が働きやすくもなると教えてくれた。例えば、鹿島という場所は都内からも少し距離があるため通いにくい。そのため働きやすい環境づくりの1つとして鹿島のオフィスだけでなく、メルカリの六本木のオフィスにきてもいいようにしていると語った。

副業に関して聞かれると、メルカリでは副業を推奨していると小泉氏は話す。それは外でパフォーマンスを出すことで学びもありアウトプットにもなるからだ。逆に副業を受け入れる組織に大切なのは期待値の調整。副業として雇った人に明確にこの仕事をこなしてほしいと指示しないと中途半端になってしまうこともある。そのため株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シーでは副業としてや個人事業主として雇った方に対して3ヶ月ごとに評価をし、その人材が必要かどうかをマネージャーと相談して定期的に評価・判断している。そのようにしっかりとした評価制度を設けることで、なぁなぁにならないと語った。

人材について聞かれると、スポーツ業界ではちゃんとお給料を払うことだと言う。日本のスポーツ業界は体育の延長になっているが、これはビジネス。いい人材を獲得するためには人に投資し、エンタメで稼ぐということから目を背けないことが大切だと小泉氏は語った。

組織内の人材には「仕事で遊べ」と伝えている。真面目な人は失敗しなければいいと、思い切ったことができなくなっていく。それだと言われたことしかできない。チャレンジ精神を持ち、仕事をストックではなくフローでやってほしいとみんなにはよく、伝えている。

スラックを見ているとプロジェクトの進捗がいい場所では発信や情報も多い。逆によくないパターンはあまり情報や発信がない。スラックなどで情報を発信するのは最初は怖いと思うかもしれないが、発信すればするほどアドバイスなどのフィードバックがもらえる。アプトプットすることでインプットが入るためアプトプットできる人材が大切だと小泉氏は話した。

最後に企業を変革に導くリーダーに必要なこと、多様な人材をどうやって束ねていくのかが大切かと聞かれると、小泉氏は次のように答えた。扇は束ねている部分がなくなるとバラバラになる。この束ねているところがミッションである。経営者が大事なのは会社がどうなっていきたいかという未来をしっかり伝えていくこと。

このように自社・組織の改革を成し遂げたプロからの話は多くの人の心に響いたことだろう。会場では他にもトークセッションがテーマ別に行われ、「HiPro Direct Networking Day 2024」は多くの学びとなる場となった。

プロフェッショナル人材の総合活用支援サービス「HiPro」
https://hipro-job.jp/

情報提供元: マガジンサミット

  • Twitter投稿
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気記事

この記事へのFacebookのコメント