辰年の旧正月は香港旅行へ!風水師がおすすめする香港の開運スポットの数々を紹介!
2024-02-06 08:00:15
2024年の干支は“辰”ですが、中国では龍は12種類の干支の中で最も権威のある存在とされているそう。また、辰年は前向きで行動的な年を意味するため、旅行を通じて視野を広げるのに最適な時期とも言われています。そこで今回は、風水師のマック・リンリンさん監修のもと、旧正月の香港旅行で訪れたいスポットの数々を紹介します。
文武廟(マンモー・ミュー)
香港の歴史的な寺院の一つが上環(ションワン)にある文武廟(マンモー・ミュー)です。この寺院は、出世や学業成就を祈願する聖域として広く知られています。
文武廟は主に文神(文学の神)と武神(武術の神)が祀られており、 出世を願う会社員は、「文昌筆」に触れて幸運を祈り、経営者は「關帝刀」に触れて成功を祈ります。学業成就を願う学生は、文房具や筆箱を祭壇に持参し、神様に加護してもらうと良い結果が得られると言われています。
紅磡觀音廟
家族全員の繁栄と幸福を祈るには、観音様を拝むのが正しいのだそう。九龍で最も規模が大きく有名なのは紅磡(ホンハム)の紅磡觀音廟。旧暦1月26日 (2024年3月6日)は、「觀音開庫」(観音様が宝物庫を開き、人々にお金を貸すと信じられている日)として知られており、観音様から借りられる「お金」(赤い紙に書かれた架空の紙幣)を求めて、この寺院に参拝者が集まります。
侯王古廟(ハウ・ウォンテンプル)
300年近い歴史を誇る九龍城の侯王古廟(ハウ・ウォンテンプル)は、無病息災を願うのに最適な場所とされ、旧暦6月16日に行われる侯王寶誕(ハウ・ウォン・フェスティバル)の期間中は、特に多くの人で賑わいます。
黄大仙(ウォンタイシン)
黄大仙では旧正月にこの街最大の伝統行事のひとつである「搶上頭炷香」が行われます。最初に寺院に入り線香をあげた者が最大の祝福を受けると信じられているため、旧正月大晦日の真夜中頃になると、大勢の参拝者が寺院に集まり線香をあげに走ります。
また、黄大仙には、愛と結婚を司る神「月老神像」も。恋愛成就を願う者は花や果物を月老神像に供えて願い事をします。
車公廟
香港の旧正月旅行で運気を上げたいなら、沙田(シャーティン)にある車公廟へ。車公廟で幸運を祈るには銅製の羽根でできた幸運の風車「轉風車」を回します。前年に良いことがあった場合は、時計回りに回すと上昇傾向が保たれ、そうでない場合は反時計回りに回すと不運を追い払うことができると言われています。
また、風水では「山は人を制し、水は富を制す」と言われ、旧正月には山と水を見るのが新年の幕開けにふさわしい縁起の良い方法とされています。香港の雄大な山水景観の美しさを堪能するには、ピーク・トラムに乗って ビクトリア・ハーバーの全景を眺めたり、ランタオ島の大仏を見学した後、「香港のベニス」 と呼ばれる大澳(タイオー)の漁村を散策するのもおすすめです。
さらに、法定古蹟(記念建造物)に認定されている大潭水塘(タイタム貯水池)も自然のスピリチュアルなエネルギーを感じられる場所。この遺跡は壮大なダムと百年前の石造りの橋が有名で、フォトジェニックなスポットとなっています。
いかがだったでしょうか。香港を訪れるのに最適な辰年の今年。興味が出てきたという方は、ほかにも魅力的なスポットがあるのでチェックしてみてください。
情報提供元: マガジンサミット