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20~30代女性の推し活、悩みは「お金かかる」…費用捻出法で「投資」「副業」に大きな関心

2023-08-04 12:30:21

近年、自身のイチオシのキャラクターや人物を熱烈に応援する「推し活」が注目されています。特に20~30代の女性が推し活に熱心だといわれていますが、推し活を楽しんでいる一方で「お金がかかってしまう」という問題に多くの人が直面しているようです。

auじぶん銀行は、推し活をしている20代から30代の働く女性500名を対象に推し活に関する調査を実施し、その結果を7月25日に発表しました。

今最も推している対象について尋ねると、1位は「日本の男性アイドル(30.8%)」、2位は「キャラクター(11.2%)」、3位は「韓国の男性アイドル(11.0%)」となりました。次に、推し活のメリットだと感じるポイントについて質問すると、7割以上の人が「元気になる・幸せな気持ちになる(76.6%)」と回答。一方、デメリットを尋ねると「お金がかかる(58.8%)」が約6割にのぼり、ダントツで大きな悩み事になっていることがうかがえます。

また、今年の夏に推し活をする予定の人は約7割に達し、約半数が「推し活のために夏休みのスケジュールを調整する予定」という熱の入れようであることが分かりました。

推し活をする上で出費はつきもの。そこで、推し活にかける1ヶ月の平均費用を調査すると、「5,000未満(27.2%)」、「5,000円~10,000円未満(22.4%)」が多く、約半数の人が月10,000円未満の範囲で推し活を楽しんでいることが分かりました。特にお金がかかるものとしては、「ライブ・コンサート等のチケット代(32.2%)」と3割以上になり、「グッズ代(24.9%)」、「遠征費用(17.5%)」にも票が集まりました。

推し活費用の捻出のために工夫していることを尋ねると、「特にない」と回答した人を除いた350人のうち、6割近くの女性が「食費の節約(57.1%)」と回答。次いで「推し活以外の趣味にかかる費用の節約(42.9%)」、「交通費の節約(32.0%)」が続きました。

費用捻出のために今後始めたいことについては、「特にない」と回答した人を除いた356人のうち、1位は「副業(36.0%)」、2位は「食費の節約(32.9%)」、3位は「投資(29.2%)」に。年代別では、20代は「副業」が1位、30代は「投資」が1位になっています。節約もしつつ、投資や副業で推し活資金を稼ぎたいと考えている女性が多いようです。

また、恋人や友だちと同じ推しを応援したいという人も多いことから、推し活を一緒にしたいタレントについてアンケート調査。1位は神木隆之介さん(9.4%)、2位は広瀬アリスさん(9.2%)、3位は同率で本田翼さん、北川景子さん(8.2%)という結果になりました。

今回の調査結果を受けて、同社は「推し活に対して様々なメリットを感じる一方で、『お金がかかる』と約6割の人がデメリットを感じており、やはりチケット代やグッズ代など、費用がかかることも明らかになりました。推し活の費用捻出のために現在やっていることは『節約』が最多でしたが、今後始めたいこととして30代は『投資』が1位となり、お金を動かし増やすことへの興味・関心があることが分かります。昨今は物価上昇などもあり、お金に対する不安も高まっているのではないでしょうか」と分析。

さらに「推し活などの趣味を楽しむためにも、上手にお金のやりくりをすることが必要になります。将来に備えていきなり『投資』というとハードルが高いかもしれませんが、この機会にお金について少しずつ学び、投資を身近なものしてみてはいかがでしょうか」と提案しています。

情報提供元: マガジンサミット

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