女性がターゲットのエレガントなミラーレス「OLYMPUS PEN E-PL8」のここが凄い
2017-05-11 10:00:00
オリンパスのミラーレス一眼には、一眼レフカメラのようなルックスの「OM-D」シリーズと、ハーフサイズカメラのデザインをDNAに持つ「PEN」シリーズがある。
特にPENシリーズは、スタイリッシュな外観とシンプルな操作系から女性にも人気だ。
今回は、「OLYMPUS PEN E-PL8」(以下、E-PL8)の外観を中心に紹介していく。
E-PL8は、スマートフォンやコンパクトデジカメよりも大きな有効画素数1605万画素の4/3型 Live MOS センサーを搭載する。これによって自然な階調や、きめ細かい描写を得意としており、別売の交換レンズで望遠撮影や接写撮影などの幅広い写真表現が可能だ。
E-PL8は本格的な撮影ができるだけではなく、外観のデザインにも力を入れている。 これまでのPENシリーズは、過去にあったカメラのルーツをなぞるようなデザインだったが、E-PL8は普段使うものだからこそ、ファッション性を重視したエレガントなデザインに進化した。
ベースとなるのは、メタル製のシルバーボディー。写真のようにホワイトとグリップのベージュを合わせて、女性らしい柔らかな印象に仕上げている。「OLYMPUS PEN」のロゴもゴールド仕上げで、エレガントな印象を受ける。 カラーバリーションはこのほかに、刺激的なブラックとヴィンテージ感が強いブラウンがある。
スマートフォンのケースは自分らしさを演出するアイテムとして進化しているが、E-PL8も同様にカメラ単体でファンション性の強いアイテムに進化している。さらにレザーケースや、ストラップなどで実用性の高いカスタマイズを楽しむことも可能だ。
キットレンズとなる標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ」は、電源オフ時にはズームレンズがここまでコンパクトに収まる。このままバッグにスッポリと収めることはもちろんだが、レンズ交換式カメラなので、レンズを外すと厚みがぐっと減るのでさらに持ち歩きやすくなる。
タッチパネル付きの液晶モニターは、180°回転させれば高画質でセルフィー撮影が可能だ。液晶モニターには、スマートフォンのようにタッチシャッターが表示されるので操作に迷うこともない。また、自撮り動画も簡単に撮影できるのも便利だ。
撮影した写真は、スマートフォンにWi-Fi経由で送ることもできるので、一眼カメラの高画質な写真をすぐにシェアできる。
カメラ操作は、「P(プログラムオート)」や「iAUTO(インテリジェントオート)」にしておけば、シャッターボタンの操作だけで綺麗な写真が撮れる。液晶モニターの映像が明るすぎたり、暗すぎたりした場合は背面の十字ボタンの「↑」を押して露出補正機能を呼び出し、明るさを変えると良い。基本的にこの操作さえマスターすればOKだ。
上面には露出モードや撮影モードを切り替えるモードダイヤルと、シャッターボタン、コントロールダイヤル、電源ボタンがある。 風景や夜景を綺麗に撮りたいと思ったら、モードダイヤルを「SCN(シーン)」に合わせて撮りたいシチュエーションを選ぶと良い。また、オリンパスのカメラならではの「ART(アートフィルター)」機能もモードダイヤルで簡単に呼び出すことができる。
カメラ本体にフラッシュは内蔵されていないのだが、外付けのフラッシュが付属する。 上部のホットシューに取り付けるだけでフラッシュ撮影が可能となり、夜の撮影や屋内撮影などで役立つ。
次回は、E-PL8とキットレンズによる実写と写真が楽しくなるアートフィルター機能をチェックしていきたいと思う。
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情報提供元: クチコミ.jp