縮毛矯正とアイロンの併用はパサつき・乾燥の原因に?髪のプロが「賢いアイロン選び」を伝授
2023-04-24 15:00:54
パナソニックは、縮毛矯正を定期的に利用している20~40代の女性500名を対象に「縮毛矯正をした髪のダメージ」に関する調査を実施。その結果が発表され、8割超がストレートアイロンを併用しており、製品の選び方によって髪の乾燥・パサつき、摩擦によるダメージが加速している可能性が浮かび上がりました。
はじめに「これまでに、縮毛矯正による髪のダメージを感じたことはありますか?」と聞いたところ、実に78.4%が「ある」と回答。具体的には、「髪が乾燥する・パサつく」(82.4%)、「枝毛」(59.9%)、「切れ毛」(58.2%)など、ダメージを感じている人が目立ちました。多くの人がダメージでうるおいやツヤを失った「ほうき髪」状態になっている様子がうかがえます。
続いて「あなたはストレートアイロンを使うことがありますか?」という質問では、84.0%が「ある」と答えました。また、そのうち半数以上の55.7%が「(ストレートアイロンを使うことが)よくある」と答えており、縮毛矯正後の髪に日常的にアイロンを使用している人が多いようです。「使用しているストレートアイロンの価格」としては、「3,000円台~5,000円台」(42.9%)が最多に。「10,000円以上」(24.5%)は2割台にとどまり、比較的安価な製品が多いようです。
しかし、ストレートアイロンの併用は髪のダメージにつながるようで、「縮毛矯正後の髪にストレートアイロンを使用することで、乾燥・パサつきが加速している実感はありますか?」と聞くと、86.7%が「そう思う」と回答。特に、「安価なストレートアイロンほど、縮毛矯正後の髪の乾燥・パサつきが加速しやすいと思う」(89.3%)と考える人が多い結果となりました。さらに、「縮毛矯正後の髪にストレートアイロンを使用していて、摩擦による髪ダメージの実感がある」という人も85.7%にのぼっています。
この結果を受けて、東京・南青山の人気ヘアサロン「AMATA(アマータ)」オーナーで毛髪診断士指導講師でもあるビューティ・プロデューサーの美香さんに、縮毛矯正利用者がストレートアイロンを選ぶ時に注意すべきポイントを聞きました。
美香さんは「縮毛矯正の施術済の箇所については、すでに強いダメージを受けた状態であるため、ストレートアイロンは高性能なものを使用しましょう。低品質なアイロンを使ってしまうと、髪のダメージを加速させることになってしまいます。縮毛矯正後の髪は、ただでさえ水分が流出してしまっている状態のため、アイロンの使用によって髪の乾燥・パサつきが悪化しないように、選び方には気を付ける必要があります」と語り、髪のために高性能なアイロンを選ぶことが重要だとしました。
ストレートアイロンを選ぶときに特に注目してほしい点として、美香さんは「うるおい」と「プレート」を挙げています。「うるおい」については、「特に縮毛矯正をした後は、髪が乾燥しやすくなっているため、水分を逃がさない、もしくは、水分を毛髪に与えてくれる工夫がされているものを選ぶと良いでしょう。特に、毛先部分は縮毛矯正が繰り返されてパサつき・ごわつきを感じやすくなっていることが多いので、毛先のしっとり感が感じられるものだと仕上がりも美しくなります」と話しました。
さらに「プレート」については、「髪がひっかかりやすいプレートだと摩擦でダメージが起きてしまいます。日常的に使用頻度が高いアイロンだからこそ、プレートにこだわったストレートアイロンを選ぶことで、キューティクルの損傷を防ぎやすくなると考えられます」と指摘しています。
同社は、ダメージを受けた髪でも使いやすい高性能なヘアアイロンとして、パナソニックの「ナノケア」EH-HS0Jを提案。「ヘアケア性能」にもこだわった同社の最上位で、微粒子イオンであるナノイーが髪に「うるおい」を与え、毛先までしっとりまとまる髪へと導くほか、スムースグロスコーティングプラスを搭載した「プレート」で、髪のつっかかりを抑え、摩擦によるキューティクルの損傷を防ぐという特徴があります。
髪のプロである美容師100人にパナソニックの「ナノケア」EH-HS0Jを試してもらったところ、100人中97人(97.0%)が使用した感想として、総合的に「満足」と回答。具体的に良かった点としては、「ナノイーで、しっとり感のある仕上がりになるところ」(65.0%)、「すべりやすく、ダメージを抑えられるところ」(37.0%)などが上位に挙がり、髪のプロたちが「髪に優しい」と認める製品であることが明らかになっています。
【ストレートアイロン「ナノケア」EH-HS0J】
http://panasonic.jp/hair/products/hair_iron/EH-HS0J.html
情報提供元: マガジンサミット