結婚式に出席する前に知っておきたい!ご祝儀袋の書き方やマナーとは?
2018-03-17 10:00:00
友人や親戚の結婚式にお呼ばれされたときに、ドレスやスーツ、ヘアスタイルなどで悩む方も多いと思いますが、忘れてはいけないのが「ご祝儀」です。
社会人として、恥ずかしくないよう、正しい書き方を覚えておきたいものですよね。そこで、ご祝儀袋の書き方やマナーについてご紹介させていただきます。
ご祝儀袋って何でもいいの?
一口にご祝儀袋といっても、種類豊富に売られていますよね。色やデザインはもちろん、水引の形もいろいろあって、悩むところではないでしょうか。
一般的にご祝儀袋の水引は、一度結んだらほどけない「結び切り」となっています。何度も結び直せる「蝶結び」はNGですので、気をつけましょう。
また、包む金額によって選ぶのもマナーの1つです。金額が少ないのにもかかわらず、豪華な水引のご祝儀袋を選ぶのは失礼にあたりますので、金額が小さい場合はシンプルなご祝儀袋を、金額が大きい場合は豪華なご祝儀袋をと覚えておいてください。
今は、ご祝儀袋の裏に目安となる金額が書かれていることがほとんどですので、迷った場合は裏面を見てから購入すると間違いないでしょう。
ご祝儀袋の正しい書き方
まず、表書きのところには、自分の名前をフルネームで記入します。連名の場合は横に書いていきますが、最大でも3名までにしましょう。記入するのはボールペンやマジックペンではなく、筆ペンを用いるのがマナーです。
中袋は表面に金額を、裏面には住所と名前を記入します。この際金額は、「二」「三」ではなく、「弐」「参」のような正式な漢数字を用いて記入するようにしましょう。
また、しわくちゃのお札は失礼にあたるため、新札を用意しておくのが望ましいです。新札がない場合は銀行で換えられますので、早めに確認しておくことをおすすめします。お札は、肖像がある面と金額を記入した面が同じになるように入れてください。
渡す際のマナーはあるの?
ご祝儀袋は、「ふくさ」に入れて持ち歩くのがベストです。そのままバッグの中に入れると、汚れたり、折れ曲がったりする可能性があるためです。
そのまま持ち歩いている方もいらっしゃいますが、結婚式への出席がこれから増えそうな方は、持っておいても良いかもしれません。もし、ふくさがない場合は、ハンカチや小さな風呂敷などで包んでいくのもOKです。
このように、ご祝儀袋1つにもたくさんのマナーがあります。結婚式に出席するのが初めてという方はもちろん、久しぶりに出席する方やマナーを忘れてしまったという方も、今一度正しいマナーを確認してみてはいかがでしょうか。
情報提供元: クチコミ.jp