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整理収納アドバイザーが実際やめてラクになった!暮らしも気持ちも軽くなる家事のコツ3選

2025-11-22 11:00:00

1. 「大がかりな掃除」をやめて、毎日のこまめな掃除に切り替え

以前は週末にまとめて掃除をするスタイルでしたが、忙しい日々の中では「掃除しなきゃ」と思うだけで気が重くなりがちに。

そこで、大がかりな掃除をやめて、毎日のこまめな掃除に切り替えてみました。

朝起きたら、そのままトイレをサッと掃除。コードレス掃除機を使えば、気になったときにすぐ掃除機がけができるので、掃除がかなり身近になります。

洗面ボウルにはスポンジをセットしておいて、顔や手を洗った時に手軽に掃除できるように工夫しています。

また、筆者は毎月1日に、家の換気口フィルターを交換し、洗濯槽のつけ置き洗いもルーティンに。

汚れてから掃除をすると時間も手間もかかりますが、「日常生活に掃除を組み込む」ことで、汚れが溜まりにくくなり、結果的に掃除の負担が減りました。

「掃除はまとめてやるもの」という思い込みを手放したことで、家の中をいつも清潔に気持ちよく保てるようになります。

2. 「手の込んだ食事づくり」をやめて、手軽さを優先

仕事や家庭の予定で忙しい日は、献立を考えるだけでもひと苦労。以前は、「栄養バランスを考えて、品数を多く」と頑張っていましたが、疲れているときにはその頑張りが負担になってしまうことも。

そこで、手の込んだ食事づくりをやめて、手軽さを優先するようにしました。

素材を活かしたシンプルな調理法にしたり、片付けをラクにするためにワンプレートで済ませたりの工夫も。ごはんとおかずを一皿にまとめるだけで、洗い物が減り、食後の時間に余裕がうまれます。

もちろん、余裕がある日はしっかり作ることもありますが、「毎日ちゃんと作らなきゃ」というプレッシャーを手放したことで、食事づくりが以前よりも気楽になりました。

片付けのプロとしてご訪問整理収納サポートに伺う場合にも、キッチンの片づけが苦手だったり料理が苦痛という方には、「調理器具や食器をシンプルにして管理の手間を減らす」「時にはワンプレートごはんで済ませる」などのコツや工夫をおすすめしています。

③「ひとりで家事をやろうとする」のをやめて、頼る選択を

家事は自分がやるもの、と思い込んでいた時期がありました。でも、すべてを完璧にこなそうとすると、疲れきってしまうことも。

そこで、「ひとりでやらなきゃ」をやめて、頼る選択をするようにしました。

もちろん家族を頼ることもありますが、筆者宅では、家事をアウトソースする選択を。月に1度料理代行サービスで作り置きを依頼し、キッチンの換気扇とお風呂は、年に2回、専門業者に掃除を依頼。

最初は家事代行を依頼することに少し抵抗がありましたが、「自分がご機嫌でいられること」を優先するようになってからは、気持ちがとてもラクになりました。

筆者は、共働き家庭や育休中の家庭に整理収納サポートに伺う機会が非常に多くあります。働きながら家事も育児もこなし、家庭を支えることの大変さを実感します。

そんなときこそ、時には他者の手を借りて「頑張りすぎない選択」をすることも、暮らしを整えるうえで大切。完璧を目指すより、「無理なく続けられる方法」を選ぶことが、心地よい暮らしに繋がると実感しています。

「やめる=手抜き」ではなく、「やめる=見直す」。

当たり前だと思っていた家事を見直すことで、負担が減り、気持ちにも余裕が生まれます。このコラムが快適な毎日を過ごすヒントになるとうれしいです。


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情報提供元: michill (ミチル)