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やってたら注意!1,000件の部屋を見た整理のプロに聞く「やめたら片付く悪習慣」5選

2024-11-09 11:00:00

片付かない暮らしの人が「やめたら片付くようになった」習慣をご紹介!

片付け・収納の専門家、鈴木久美子です。私はこれまで1,000件以上の片付け・収納のサポートをしてきています。片付けが苦手な人が片付く暮らしになってキープできるように考え方まで変わる瞬間に何度も立ち会っています。

今回は、片付かない暮らしの人が、これをやめたらスッキリ片付くようになった、という習慣についてご紹介していきたいと思います。

①床に物を置くのをやめた

片付け 悪習慣

まず手始めに床に物を置くのをやめましょう。散らかっている家には、それは置いてるの?落ちてるの?捨ててるのか分からない物が大量にあります。床に散乱している物は、定位置にしまうのか、手放すのかどちらかにしてください。

本来はどちらかに決める必要がありますが、どうしても1人では無理な場合は1つ箱を用意して床に落ちてた物としてまとめてください。なんとしても床に物は置かない、置いたら負けです!

たまに、人が来る前だけ床に落ちている物を片付ける、という人もいますが、そうではなく日常的に習慣としてやめるのです。床に置いてしまう物は何ですか?どうやったら解消できるか、1つ1つ解決策を見つけていきましょう。

1つも床に物が落ちていない人は次のステップに進んで下さい。

②出しっぱなしをやめた

片付け 悪習慣

出しっぱなしの物はありませんか?当然ですが、散らかっている家ではあちらこちらに物が出しっぱなしになっています。すぐに使うから、後で使うから、と言い訳をせずに、一旦定位置を決めて収納してしまいましょう。

もちろん収納と言っても、取り出しにくい場所にしまい込むことではありません。使用頻度に合わせて、パッと取り出せるような収納でいいのです。

たいてい散らかっている人に、『これはどこに収納しましょうか?』と聞くと、すぐに使うから出しておきたいというのです。

ティッシュもウエットティッシュも3つくらい、耳かきに爪切り、薬にサプリ、文房具、読みかけの雑誌に本、どこかでもらったポイントカード、輪ゴムや、レジ袋。もういたるところに転がっているのです。

確かに使うのかもしれませんが、このような物が全て定位置も決めずに出しっぱなしになっている状態をやめる必要があるのです。

③無駄買いをやめた

片付け 悪習慣

3番目に無駄買いについて紹介しますが、もしかすると現在無駄買いなどで物が多すぎる人は、前述の出しっぱなしにしている物や床置きの物のしまう場所がない、という事があります。前述の2つの習慣をやめるために、まずは無駄買いをやめる事から取り組んでいただくのもおすすめです。

あなたは無駄買いしてませんか?ここで言う無駄買いとは、何もお金の無駄だけではありません。例えば、洗剤や消耗品などを購入するときに、とりあえずまとめ買いしたらちょっとお得になるから、とケースで買ったりしていないでしょうか?

どうせ使うし、いつか使うし、そう思って買ったもの達が自宅のスペースを埋め尽くし、気が付けば本来収納しなければならない物が行き場を失ってしまい、散らかる原因になるのです。

それだけではなく、無意識のうちにストック癖がついてしまい、あれもこれもストックをするようになってしまいます。ストックが多すぎる事の弊害はかなりあるのです。ここにしっかり気が付いて減らしていければ暮らしは必ずスッキリします。

④安いから買うのをやめた

片付け 悪習慣

世の中、安くても良い物なんてキリがなく大量にあります。特に洋服やバッグ、雑貨などを安い!というだけで必要以上に買っていてはエンドレスです。片付かない人の家では、タグ付き新品の服が大量に出てきます。安い、と言って飛びついて購入した服も、数が合わさると結構な価格ではありませんか?

冷静に考えて下さい。安い、と感じる服が大量にあって、クローゼットの奥にホコリだらけで詰め込まれている状態がいいのか、高くても素敵!と感じる物が適量あって、大切にクローゼット内に収納されている状態。

もちろん、安い物を買う事が悪いのではありません。安い物でも大切に、適正な量であれば良いのです。ただ、人はなかなかそうはできないのです。安かったから、という理由だけで買ったものは一般的に大切にされず、存在すら忘れられ、タグ付きのまま詰め込まれていることが多いのです。

私自身も、若い頃は安い物を買うことが好きでしたが、徐々に安さではなく、高くても欲しい、と思えるものを意識していけるようになり、少ない物でも暮らしの質が上がったと感じるようになりました。

⑤過去に執着するのをやめた

片付け 悪習慣

最後に少し難しい事をお話しします。最後にやめてほしい習慣は過去に執着するのをやめる、という事です。

この『過去』という抽象的なワードはなかなか文章でお伝えしようとすると、人によって取り方が違ってくるので難しいのです。

子どもの工作や絵、小さかった時の服やおもちゃ、全てが捨てられない、という人も多いのです。子どもを大切に思っているから捨てられないのだろうし、そんなタイプの人はとにかくお子様に物を大量に与えている場合が多いのです。その大量の物を保有したまま、お子様が成長をし、暮らしがパンクすることが多いです。

思い出を大切にする、残したい、という思いは正しいのですが、現在の暮らしがパンクするようなら問題があるという事です。(私は子ども達が赤ちゃん時代の服は1着だけ残しています。)

ご自身の独身時代の思い出などが捨てられない人も多いです。この『思い出』というワードと『過去への執着』がごちゃまぜになって、判断が付かない人も多いと思います。

そんな時には過去の物と未来の暮らしを天秤にかけて、どちらに傾くのかで選んでみるのがおすすめです。あの時は良かったなー、という気持ちはもちろん大切にしたいと思います。ただ、思い出にしても質と量で選びとる事が大切です。

思い出はたくさん心に残していればいいんです。物自体はなくてもいい物があると思います。過去の物を大切にし過ぎて、現在の暮らしが破綻してしまった人もいます。思い出を捨てろ!と言っている訳ではありません。過去の思い出と今の暮らし、どちらが大切かをしっかりと考えてみて下さい。


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情報提供元: michill (ミチル)

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