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家にいるだけで疲れてない?整理のプロが教える「疲れる部屋の特徴4つと解決策」

2023-06-03 11:00:00

家が寛げない空間になっている原因と対処法をご紹介!

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

皆さんは「お家にいるのになんとなく寛げない」「家にいると疲れる」と感じたことはありますか?

実はそれ、ちゃんとした原因があるんです。

今回はお家が寛げない空間になっている大きな原因4つと対処法をご紹介いたします。

疲れる部屋の特徴①目から入る情報量が多い

「ただいまー」と帰宅した部屋がごちゃごちゃ!

もうそれだけでドッと疲れが出てしまいますよね。

脱ぎ散らかされた靴下、ぶら下がったままの洗濯物、床に置きっぱなしの段ボール…。

乱雑にモノが山積みになったキッチンのカウンター。

バラバラなカラーの家具や収納BOX、その辺に落ちている小物から溢れ出る色の情報量。

人は、視界に入るモノが多ければ多いほど脳に入る情報量が増えていきます

例えば電車内で無意識のうちに吊革広告を読んでしまうように、モノでゴチャゴチャの部屋にいると「文字情報」「色の情報」「形の情報」などが常に意識の片隅に入り込んでくるのです。

これでは「そこにいるだけで疲れる」という状態になってしまうのも当たり前。

この状態を改善するためには部屋の中の情報量を減らすことが大切です。

例えば洗濯物や段ボールはすぐに片付ける、家具やソファ、カーテンの色を統一する。

そしてカウンターやテーブル、床の上には何も置かずにできるだけ平面を沢山見せる

インテリアの小物をごちゃごちゃと飾りすぎている時にも注意が必要です。

飾りたいモノが沢山ある時にはローテーションで入れ替えて楽しみ、表に出ているモノを極力少なめにしましょう。

美術館などのようにたっぷりと余白を作って飾るとインテリアの格が上がりとても素敵に見えますよ。

写真奥の棚のように何も置かない空間も一つのインテリアになります。

収納の棚などは扉付きをチョイスして中のモノが見えないようにすると視界に入る情報が減り、スッキリとして見えます。

また、家具や収納BOX、インテリアなどの色味を統一して色の情報量を減らすのも大切なポイントです。

疲れる部屋の特徴②耳から入る情報が多い

帰宅してすぐに見るわけでもないのにテレビをつける習慣はありませんか?

これも耳から入る情報を増やしていることになります。

意識してテレビをつける習慣をやめてみたり、カフェミュージックやジャズなどの耳に優しい音楽に切り替えてみるのはいかがでしょうか?

疲れる部屋の特徴③空間の圧迫度が高い

「モノが沢山収納できるから」と背の高い家具ばかり置いている部屋や四方を家具やモノで囲まれたような空間では、倒れてくるのではないか?という不安感や威圧感、重圧感を無意識的に感じて「部屋にいるだけで疲れる」という状況になりがちです。

これを解消するにはまず、背の低い家具で揃えることが有効です。

家具の背が低くなると壁や天井の見えている部分の面積が大きくなるので視界が広がり、圧迫感が解消されます。

どうしても背の高い家具や家電が必要、という場合にはエリアを決めて1箇所にまとめて設置するのがおすすめです。

また、家具の色をダーク系ではなくホワイト系にするのも圧迫感を減らす効果があるのでおすすめです。

疲れる部屋の特徴④「あれやらなきゃ」という未達成タスクの重圧

テーブルの上の未開封の書類や取り込んだままの洗濯物。

「いつか綺麗にしよう」と思いつつそのままになっているソファーについた食べ物のシミや「いつかやろう」と思いながらそのまま置きっぱなしの語学のテキスト。

家の中にいるだけで「あれをやらなきゃ」「これをやらなきゃ」と考えてしまっていませんか?

視界に入ってくるモノから常に未達成タスクを突きつけられている。

こんな状況では気持ちが疲れてしまっても仕方がないですよね。

解決策としてはとにかく「やるべきこと」を手放すのが大切です。

余計なDMは登録しない、洗濯物は取り込んだらすぐに片付けて「片付けること」を後回しにしない、ソファーのメンテナンスが面倒に感じているのならばいっそ手放す事も検討してみる。

「いつかやろう」と思っているのに手がつけられない語学のテキストは、実はやるべきタイミングが「今」ではないのでは?

ずっと取り掛かれないのであれば一度手放して自分の心と時間に余裕を作る方が先決です。

未達成になっているタスクの中で手放せるモノは一度手放してしまって生活にゆとりを取り戻しましょう。

いかがでしたか?

家にいるだけで疲れてしまうお部屋の特徴4つと解決策でした。

お片づけの参考になれば幸いです。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。


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情報提供元: michill (ミチル)

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