扇風機と侮るなかれ！自然風、除菌、節電と、驚くべき進化を遂げた3機種の対決は？

2016-09-13 10:00:00

秋がやってきた。秋でも最近はエアコンの季節だが、実は扇風機も再注目されており、欠かせない存在だ。エアコンと扇風機を併用することで、お部屋の空気を効率よく循環させ、節電にも繋がるからだ。

さらに扇風機そのものも、人に優しい送風など、日々進化を遂げている。とくに最近では、各社が様々な工夫を凝らし、しのぎを削っている状態だ。

そこで今回は、数ある扇風機の中から、とくに注目の製品をピックアップして紹介しよう。

自然な風を楽しめる、日立「HEF-DC200」

自然な風を楽しみたいなら、日立「HEF-DC200」がいいだろう。 Amazonでの価格は1万3,780円（税込・関東への送料無料）。

本製品はDCモーターの低速回転により、穏やかでやさしい微風運転を実現した。就寝時はうちわのような心地のよい微風、すぐに涼みたい時はパワフルな強風といった具合に、風量を6段階から選べる。ワンタッチで風量切替できる「風量キー」を備え、指でふれるだけで好みの風量を選択できる。

DCモーターで細かく風量を制御できるのも特長のひとつだ。風量がリズミカルに変化する「リズム運転」、風量3で開始後約20分ごとに風量が1段階ずつ下がる「おやすみ運転」が用意されており、風がより自然に変化してくれるのだ。

浮遊カビ菌が気になるなら、シャープ「PJ-E2DS-W」がお勧めだ。 Amazonでの価格は1万6,300円（税込・送料込）

最大の特長は「高濃度プラズマクラスター7000」を搭載した点だ。浮遊カビ菌などを除菌し、部屋干し衣類の生乾き臭や、衣類に染み付いたタバコ臭・汗臭などのイヤなニオイを気にならないレベルまで消臭してくれるのだ。

加えて、部屋干し衣類の生乾き臭を消臭する「衣類消臭モード」を備えたほか、プラズマクラスターをスポット的に当てることで、ソファーやクッションなどに染み付いた気になる料理の臭いを消臭する「スポット消臭」など、生活の中の気になるニオイを消臭できる。

扇風機の機能としては、上下・左右に自動で首を振る「3Dターン」、表示部の明るさを抑え切タイマーと連動して風量を徐々に下げる「おやすみモード」が用意されている。

かしこく節電したいなら、トヨトミ「FS-D30FHR」を選べばよいだろう。 Amazonでの価格は1万435円（税込・送料込）

人感センサー付きのハイグレードモデルであり、人を感知して自動で電源をオン／オフしてくれるのだ。具体的には、10分間、人がいないと自動停止。2時間以内に人を感知すれば再運転、感知しなければ完全停止といった具合だ。

さらにユニークなのが「節電モード」だ。羽根は回転したまま10秒ごとに数秒間通電を停止して、消費電力をカットしてくれる。メーカー公称で最大51%まで電気代を節約できるというから驚きだ。

扇風機は90度上向きにすることで、上に向かって風を送り、効率よく空気を循環させることができる。サーキュレーターとして、あるいは衣類を乾燥したい時に便利に使えるだろう。

扇風機は、各社が様々な工夫を凝らしており、それぞれに特長がある。あくまでひとつの目安だが、自然な風を楽しみたいなら、日立「HEF-DC200」、浮遊カビ菌が気になるならシャープ「PJ-E2DS-W」、かしこく節電したいならトヨトミ「FS-D30FHR」を選ぶとよいだろう。

情報提供元：クチコミ.jp