ランチのあとすぐに歯磨きしていませんか？歯磨きの正しいタイミングとは？

2018-01-31 10:00:00

みなさんは、自分の歯を大切にしていますか？歯は、私たちの健康寿命に大きくかかわるものです。

毎日しっかり歯磨きするのは当然のことですが、実は歯磨きのタイミングも重要ということをご存知ですか？

歯を大切にするべき理由

みなさんは、歯がどのような役割を担っているか知っていますか？食べ物をかみ砕くのはもちろん、発音を助けたり、脳に刺激を与えたり、表情を作ったりと、歯にはいろんな役割があります。

そのため、1本でも失うと「発音がしにくくなる」、「虫歯や歯周病になりやすくなる」「顎関節症を引き起こしやすくなる」などといった弊害が出てきてしまうのです。さらに、咀嚼がしづらくなると脳への刺激も低くなり、認知症のリスクが高くなるとも言われています。

まさに、百害あって一利なしですね。正しく歯磨きを行うこと、バランスの良い食生活を心がけることで、歯を守ることができるので、今日から意識しながら過ごしてはいかがでしょう。

学校や職場でランチを済ませた後、歯磨きをしっかりしているという方は多いでしょう。一見、何の問題もなく、歯を大切にしているように思えますが、実は大きな間違いなのです。

食後すぐに歯磨きをしてしまうと、唾液も一緒に流してしまうことになります。唾液には、口臭や歯周病、インフルエンザなどを予防する成分が豊富に含まれているため、唾液が大量に分泌される食後がもっとも口の中の細菌が少ないと言われているのです。

それにもかかわらず、歯磨きをして唾液を流してしまうと、虫歯や歯周病のリスクを高めてしまうことになってしまいます。

歯磨きの正しいタイミングは、朝起きた時と夜寝る前と言われています。もし、ランチで食べ物が隙間に詰まってしまった場合は、フロスか爪楊枝を使用して取り除く程度で大丈夫です。

どうしても歯磨きしないとスッキリしないという方は、最低でも食後30分程度は置くようにしましょう。

8020運動にもあるように、80歳になっても自分の歯を20本以上保つためには、正しいタイミングで毎日しっかり歯磨きをするということが大切です。

これまで、歯磨きのタイミングをあまり意識したことがなかったという方も、今日から実践してみてください。

情報提供元：クチコミ.jp