頭皮も秋仕様へ〜自分にあったシャンプー選び〜
2017-10-10 07:00:00
秋冬のニットやファーのファッションアイテムをよく見かける季節になりました。夏の紫外線対策から、冬の乾燥対策にスキンケアを衣替えしている30代女子も多いのではないでしょうか。
実はお肌と頭皮は切っても切れない関係。皆さま、頭皮ケアは秋へスイッチしていますか?
私は現役美容師なので、お客様からのご相談で「今のシャンプーが髪に合っているかわからない」というものをよく伺っております。
答えは簡単、自分の肌質(頭皮)にあったモノを選べば良いのです。
お肌と同じで、洗顔料を選ぶ際に自分のお肌の状態を確認しますよね。同じように、髪の毛の根源である頭皮もお肌。トラブルや、乾燥状態、気になる症状など、頭皮のコンディションに合ったシャンプーを選びましょう。
頭皮タイプ
簡単にタイプをご紹介。(お肌のタイプと似ています。)
『オイリー』タイプ
シャンプーしていても1日のうち夕方くらいでなんとなく頭皮が脂っぽくなる、頭皮を指の腹で触ると皮脂を感じる、前髪がベタ付きます。
髪全体に毛先までツヤがある方など。
『ドライ』タイプ
髪の毛がパサついて、フケが出やすい方に多い。かゆみがある。髪が傷み切れ毛になりやすい方が多い。髪がサラサラしている方。
『普通』タイプ
先に書いた2つに当てはまりづらい方。枝毛などもできづらいタイプです。
どのタイプにあてはまりましたか?
タイプ別おすすめシャンプー
それでは、タイプ別にご紹介していきますね!
シャンプー選びで一番重要なポイントは、『洗浄成分』です。
シャンプーの成分はほとんど『水』です。
次に『洗浄成分』が表記されます。その洗浄成分には特徴があり、タイプに合わせて選ぶことで現状維持や、症状改善につながります。
オイリー
適度な洗浄成分が必要。以下の成分は皮膚の刺激は比較的おさえられます。
例:ラウレスサルコシンTEA・スルホコハク ラウレス2 Na・ラウレス-o酢酸Naなど。
ドライ
優しい洗い上がりのアミノ酸系や天然素材のシャンプーを選びましょう。
例:ココイルグルタミン酸Na・ラウロイルグルタミン酸 Na・ラウロイルメチルアラニンNa・ココイルメチルアラニンNaなど。
ノーマル
健康な髪質、肌質なので特別なシャンプーでなくてもOK!優しい洗い上がりのアミノ酸系や天然素材の植物系シャンプーを選ぶようにするとなお良いです!
最後に…気をつけていただきたい点をお伝えいたします。
『洗浄成分』は強すぎるとフケやかゆみの原因になったり、カラーやパーマの持ちが悪くなったりします。
メーカーさんによっては、すすぎ残ししやすいものもあり、頭皮への刺激になります。
特に30代女子は、お仕事や家庭のストレスを抱えやすい世代。内容成分だけではなく、「香り」やシャンプーボトルの「見た目」だったり、自分のテンションを上げるものを使うのもとても美容には効果的で、大切だと私は思います。
せっかく毎日のバスタイムで使うものですから、ヘアケア、頭皮ケア共に楽しんでいただきたいなぁと思います!
担当している美容師さんに相談していただくのも、もちろん良い方法です。是非自分に合ったシャンプー選びをしてみてください!
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情報提供元: michill (ミチル)