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広い部屋は必要?勉強はどこでさせるの?子育てにピッタリなおうちの間取りとは

2017-06-17 10:00:00

すくすくと育つ子ども。その成長は、想像以上に早いもの。それに合わせて考えなければいけないのが、自宅の間取り。

「広さは?」、「部屋の数は?」と迷う方も多いと思います。

そんなとき、最初に考えなければいけないのは、「将来を見据えた」間取りです。子どもが幼児の時期、小学生のころ、中学生以上になったときで、子ども部屋とリビングの役割は変わってきます。

ここでは、家選びの基本的な考え方と、子どもの年齢に応じた暮らし方を順に解説していきます。

必ずしも広さは必要ない 最小限の間仕切りと広めのリビング

家族が増えるから、なるべく広いマンションや一戸建てに住みたいという方も多いでしょう。でも、住宅費にかけられる予算には当然限りが…。子どものいる生活を考えたときに、実は必ずしも広さは必要ではないのです。

全体的には狭くても、必要最小限の仕切りがあれば大丈夫。そして、子ども部屋は広くとる必要はありません。居心地が良すぎると、部屋にこもりきりになってしまうことも。四畳半や広くても六畳程度で、学習机とベッド、書棚を1つ置くスペースがあれば十分です。

逆に、共有スペースのリビングはなるべく広くとることを考えましょう。リビングは、家族が集う大事なスペースです。リビングの広さをしっかり確保することが重要です。

幼児期は子ども部屋を使う機会はほとんどない

子どもが小さい幼児期のうちは、子ども部屋を使うことはほとんどありません。必ず目が届く場所で遊ばせたいですし、寝るときにも家族いっしょがいいと考えることが多いと思います。

そのため、キッチンは対面キッチンが理想。料理をしながらも、リビングで子どもが遊ぶ様子を見ることができれば安心です。

また、子どもが遊ぶテーブルは、キッチンカウンターを横付けしておくといいでしょう。キッチンに立っていても、子どもの様子を見ながら、ときには話しかけながら遊ばせることができます。

収納スペースがあり、全室フローリングがおすすめ

リビングで過ごす時間が長くなると、どうしてもリビングの周辺におもちゃや絵本などが散らかりがち。すぐに片付けられるように、リビングの近くに収納スペースがあると便利です。

また、少し古い建物なら、一室は和室になっていることがよくありましたが、最近では全室フローリングの住居も増えています。子どもが小さいうちは、どうしても床の近くで生活することが多くなります。

なるべくこまめに掃除したいので、掃除しやすいフローリングが便利でしょう。子どもがジュースなどをこぼしても、すぐに拭き取ることができます。

小学生になってもキッチンで勉強できるスペース

小学生になると、子ども部屋で寝るようにしたい家庭も多いはず。何年生から別の部屋にするかは、子どもの成長具合もあるので、家庭の方針で決めるのがいいでしょう。

ただし、子どもが宿題をするためのスペースは、必ずリビングに作っておくようにしましょう。早い時期から部屋にこもる時間が長くなると、意外に勉強に集中しない時間が多くなるものです。

それよりも、キッチンで宿題しながら、ときには親に質問したり、親から励まされたりするほうが、勉強ははかどるものです。兄弟・姉妹がいる場合には、皆でそろって宿題をやると、集中してやる気になります。少し前には、「東大に行く子はリビングで勉強していた」といった説も話題になりましたね。

中学生になっても家族が顔を合わせられる間取り

中学生以上になると、さすがに子ども部屋で過ごす時間が多くなってきます。思春期にもなれば、学校から帰って自分の部屋に直行することも増えるでしょう。一日のうちほとんど顔を合わせないなんてことになると、心配ですよね。

子どもの顔や振る舞いの様子を見れば、学校で何かトラブルを抱えているのではないかなど、気づくことができます。

そこで、部屋を割り当てる際、子ども部屋に向かうには必ずリビングを通る間取りを考えるようにしましょう。2階建てやメゾネットで、子ども部屋が上階にある場合には、リビング内に階段がある間取りが理想です。

これまでに解説したように、子ども部屋の役割は、成長に応じて変わってきます。その都度引っ越したり、部屋の間取りを作り替えたりというわけにはいかないので、最初から将来を見据えて考えておくことが必要です。

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情報提供元: クチコミ.jp

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