片付けは順番が大事!プロがやってる「片づけの正しい進め方」&キッチンビフォー・アフター
2021-09-07 11:00:00
手順1.全部出す
片付けで最初に行うのは、モノをすべて出すこと。引っ越し前の何もない状態に戻します。
「どうしても全部出さないとダメでしょうか?」とたまに聞かれます。出したモノを並べるスペースの都合でカテゴリーごとに出す場合もありますが、基本的には必ず一度すべて出します。
その理由は、思い込みを外すため!
「ずっとそこにあるから」
「ここが使いやすいと思っていたから」
「引越しの時に置いたまま」
そこに収納している理由は様々です。まずは当たり前を一旦リセットして、改めて使いやすい収納を考えます。
スペースが空っぽになると、ほとんどのお客様が掃除をはじめます。すべて出した状態だと水拭きしやすいので、掃除をするチャンスでもあります。収納の中は意外と汚れています。
手順2.分類する
床に広げてしまうと、たくさんのスペースが必要になるので、いつもはこんな風に紙袋などを使って分類しています。
すべてのモノを出す時に、同時に分類を進めるとスムーズです。カテゴリーが難しいとおっしゃる方も多いのですが、自分の持っているモノがすべて分類できればどんなカテゴリーでも構いません。使うのは自分なので、自分や家族が分かれば十分です。
食品のカテゴリーを挙げてみると、麺類、調味料、乾物、粉もの、レトルト系、缶詰、お菓子、お酒になると思います。調理器具であれば、使う頻度別に分類する場合もあります。
使う時もそのカテゴリーの場所を見れば、探すこともなくスムーズに取り出せるようになります。
手順3.要らないモノを取り除く
分類をすることで、「要らないもの」が見えてきます。持ち過ぎていたり、賞味期限が切れていたりなど、手放すモノが明確になります。逆に必要なものや足りないモノも見えてきます。
片付けで大事なのは収納ではなく「整理」だと私は思っています。使わないものまで収納してしまうとリバウンドしやすくなりますし、どれだけきれいに収納できたとしても永遠に自分に合った使いやすい収納は完成しません。きっちり分類をして、徹底的な整理を行います。
手順4.仮置きする
片付けをする時にまず収納用品を買う方は多いです。分類や整理を行う前に収納用品を揃えてしまうと、自分の持ち物に合わない収納用品をずっと使い続けることにも!
収納用品に合わせて暮らすのではなく、自分にあった収納用品を見つけるためにも「仮置き」は欠かせません。
分類で使った紙袋をそのまま仮置きの収納用品として使用することが多いです。
仮置きのまま実際にしばらく使ってもらいます。使い勝手によって配置などを調整します。
その5.収納用品を探す
仮置きの状態で使いやすさを実感できれば、ここで初めてそのスペースに合った収納用品を探します。計測や収納した時をしっかりイメージして、自分に合った収納用品を選びます。
高さがある場所、強度が必要なもの、しっかり分類できるケースや仕切りなど、収納する場所やモノに適したグッズがあります。すでに仮置きで生活できているはずなので、焦らずじっくり探します。
ビフォーアフター
この手順で実際に片付けたキッチンのビフォーアフターを紹介します。
BEFORE
コンロ下の調理器具収納
AFTER
BEFORE
仮置き中
AFTER
いかがでしたでしょうか?
今回はキッチンでの進め方を紹介しましたが、基本的には寝室、クローゼット、押入れ、下駄箱、納戸、洗面所など収納スペースは全てこの流れで進めます。
みなさまの片付けの参考になれば嬉しいです!
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情報提供元: michill (ミチル)