24日に開催されるクイーンズ駅伝(第43回全日本実業団対抗女子駅伝)の前日会見が23日に行われ連覇を狙う積水化学の山本有真(24)や4年ぶり4度目の優勝を目指すJP日本郵政グループの廣中璃梨佳(23)など6人が登壇した。
【写真を見る】連覇狙う積水化学 山本有真「もちろん区間賞は狙っていきます」【クイーンズ駅伝前日会見】
宮城県松島町文化観光交流館前をスタートし、仙台市弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)にフィニッシュする6区間42.195kmで行われる。
1 区(7.0km)松島町文化観光交流館前~塩竈市地域活動支援センター前
2 区(4.2km)塩竈市地域活動支援センター前~NTT東日本塩釜ビル前
3 区(10.6km)NTT東日本塩釜ビル前~富士化学工業前
4 区(3.6km)富士化学工業前~聖和学園高等学校前
5 区(10.0km)聖和学園高等学校前~仙台第二高等学校前
6 区(6.795km)仙台第二高等学校前~弘進ゴム アスリートパーク仙台
この日は会見前に区間エントリーが発表され、前回大会ではルーキーながら2区の区間賞を獲得した山本は「今年ももちろん区間賞は狙っていきますし、2区の役割として自分も得意とするスピード感だと思うので自分の得意な走りで自信を持って、しっかりどの位置で来ても、後続を引き離すっていう走りがしたい」と気合が入る。
また会見が始まる前には他の選手を髪型を整えるなど、おしゃれに気を使う山本は「駅伝仙台積水秋ネイルです」とネイルに思いを込めた。
また最長区間の3区を任された廣中はレース当日が24歳の誕生日。「(今季)初レースが本当にこのクイーンズ駅伝、そしてバースデープランになるとは思ってなかった分、とても嬉しい」と笑顔を見せた。また怪我に悩まされた今季を「メンバー全員がすごい普段からも仲いい分、すごい助けてもらった。ケガの方がもう今年本当に多かったので、その感謝の気持ちを胸に走りたい」と強い気持ちを語った。
第一生命グループ1区にはパリ五輪のマラソンで6位入賞の鈴木優花(25)は「大きく変化のあった1年だったかなと思いますし、ただ、このクイーンズ駅伝が終わるまでは1年終わってないと思ってるので、最後、このクイーンズ駅伝でこの1年本当に良かったなって思えるようにしたいなって思います」意気込んだ。
11年連続のクイーンズ駅伝出場の松田瑞生(29、ダイハツ)は「駅伝は緊張しないので、わくわくしています」と話し、「5区は2年連続になるので、いつも通りの力を発揮できたらなと思います。去年は区間3番だったので去年前にいた選手が1人、新谷さんがいるので、追い越せたらなと思ってます」と打倒・新谷に燃えている。
前回1区で区間賞の資生堂の五島莉乃(27)は今回、3区にエントリー「次の選手に繋げていけるように、しっかり自分の走りをして、いい流れを作りたいなって思ってます」と気持ちを新たにした。
パリ五輪5000m代表の三井住友海上・樺沢和佳奈(25)は「個人的なイメージとしてはいい意味でも悪い意味でも流れを変えられるチャンスのある最長区間だと思っているので、いい意味で流れを変えられるように頑張りたい」と名門チームのエース区間、3区を任された思いを語った。
*写真は左から、山本有真選手、樺沢和佳奈選手、五島莉乃選手、廣中璃梨佳選手、鈴木優花選手、松田瑞生選手
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