
東京・世田谷区の住宅で一家4人が殺害された事件は未解決のまま、まもなく25年となります。警視庁は事件発生から100日目に見つかった「地蔵」についても情報を呼びかけています。
この事件は2000年12月30日、世田谷区上祖師谷の住宅で宮沢みきおさん一家4人が殺害されたもので、犯人の逮捕には至っておらず、未解決のまま、まもなく25年が経とうとしています。
この事件では、室内から容疑者の男の血痕が見つかっていて、DNA型が採取されていますが、男は残されている着衣などから「比較的若い年齢の男」とみられています。
また、事件発生から100日目に、現場の近くを流れる仙川の対岸で「地蔵」が見つかっていますが、善意で置かれたものなのか、男やその関係者が置いたのかわかっておらず、警視庁は事件に関連があるかどうかを調べています。
警視庁はこの「地蔵」について、新たに「日本石材産業協会」のHPなどで情報提供の呼びかけを始め、事件の風化防止に努めているということです。
警視庁の岡部誠幸捜査一課長は「今だから話せることもあると思う。些細な情報でも躊躇することなく情報提供をお願いしたい」としています。
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