小田急電鉄が運営するロマンスカーミュージアム（所在地：神奈川県海老名市）で、あす12月3日から来年2月2日まで、阪急電車の魅力と秘密に迫るイベント『Timeless＆Graceful～小田急と阪急、伝統と優雅さの本質』が開催される。阪急電鉄本社にある貴重な模型の公開や、首都圏で初の「ミニ阪急電車」乗車体験、阪急公式YouTube出演者によるトークショーなどが楽しめる。

【写真】めったに見られない…阪急電車の貴重な模型、ミニ阪急電車も

　イベントの目玉は模型展示。阪急電鉄が所蔵してきた6300系模型の初公開に加え、かつて宝塚ファミリーランド内にあった電車館で展示されていた旧2300系と100系の鉄道模型を22年ぶりに公開。阪急電車の象徴「阪急マルーン」を忠実に再現した精緻な造りの模型となっている。このほか、歴史的なヘッドマークや初代「京とれいん」に採用されていたクロスシートとロマンスカー・LSEのクロスシートも展示され、座り心地が比較できる。

　12月6日・7日には、2300系のミニ阪急電車が、歴代ロマンスカーの実車が並ぶロマンスカーギャラリーで運行される。また、公式YouTube「阪急電車ファン全員集合！」の阪急電鉄・藤田氏が来館し、「阪急マルーン」はじめ阪急車両の特長や、他社視点でロマンスカーについて解説する。

　日付限定の学芸員によるガイドツアー「バーミリオンオレンジの世界にようこそ」では、普段は立ち入れない展示車両ロマンスカー・SEとモハ1の客室で、それぞれの車体色に隠された秘密を解説。また、ロマンスカー・SEの乗務員室も特別に開放し、運転機器の撮影や運転士気分が味わえる。

■『Timeless＆Graceful ～小田急と阪急、伝統と優雅さの本質～』
阪急電車6300系の20分の1サイズの模型を初公開するほか、かつて宝塚ファミリーランド内にあった電車館で展示されていた30分の1サイズの旧2300系と100系も22年ぶりに展示。阪急電車の象徴「阪急マルーン」を忠実に再現した精緻な造りの鉄道模型を楽しめる。また、両社で車両に施している伝統のカラーリングや沿線開発の歴史をパネルで解説する。
開催期間：2025年2025年12月3日（水）～2026年2月2日（月）
開催場所：ロマンスカーギャラリー
※入館料のみ

ミニ阪急電車イベント
子どもに人気の「ミニ阪急電車」に乗れるイベントを首都圏で初開催。「阪急マルーン」まとった実車さながらの2300系ミニ電車が、ロマンスカーギャラリーの特設線路で走行する。4歳から12歳までの子どもが乗車できる。
開催 日：2025年12月6日（土）、7日（日）
開催時間：10：00～16：15（最終受付16：00）
開催場所：ロマンスカーギャラリー
お申し込み：開催場所で随時受け付けます
※入館料のみ

公式YouTube「阪急電車ファン全員集合！」 藤田氏によるトークショー
多彩な発信で阪急電車の魅力を届ける公式YouTube「阪急電車ファン全員集合！」の阪急電鉄・藤田氏によるトークショーを開催。マルーンカラーを基調とした歴代阪急車両や「京とれいん」について子ども向けに解説するほか、運転士経験を持つ藤田氏ならではの視点で、ロマンスカーの特長にも迫る。
開催日：2025年12月6日（土）、7日（日）
開催時間：11：00～12：00、14：00～15：00
開催場所：ロマンスカーギャラリー
定員：各回30名程度
申し込み：開催場所にて先着順で受け付け
※入館料のみ

館内ガイドツアー「バーミリオンオレンジの世界にようこそ」
ロマンスカーギャラリー等で展示車両をめぐるガイドツアーで。特別に、普段は立ち入れないロマンスカー・SEとモハ1の客室で、歴代ロマンスカーにバーミリオンオレンジが採用された経緯やモハ1の車体色の秘密を当館学芸員が解説する。また、ロマンスカー・SEの乗務員室を特別に開放し、運転機器を間近に撮影したり、ハンドルを握り運転士気分も味わえる。
開催日：2026年1月10日（土）、11日（日）
開催時間：11：00～11：30、14：00～14：30　
開催場所：ロマンスカーギャラリー
定員：各回20名（先着順）
料金：500円（税込）
申し込み：体験型コンテンツ専用券売機でチケット販売

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