
■MLBウインターミーティング2日目(9日、フロリダ州オーランド)
【日程】侍ジャパンが連覇を狙うWBC、3月5日に開幕 ! 初戦は6日、東京ドームで台湾戦
MLBのウインターミーティング2日目はドジャースのD.ロバーツ監督(53)が会見に登場、来季のチーム編成、日本選手のWBC出場などを語った。
来年3月開幕のWBCについてチームの柱でもある二刀流の大谷翔平(31)が出場を表明、“二刀流”での出場については「投げてほしくない。でも本当にわからない。翔平は自分の体の状態をよく理解している。ただおそらく、打撃のみに専念する方向で考えていると思う。でも本当にわからない。本人とは話していない」と話した。
さらに山本由伸(27)、佐々木朗希(24)については「明確な見通しは依然としてない。両選手とも出場の可能性に明らかに興奮しているし、日本国全体も熱狂している。その件については話し合う必要がある。ただし制限や制約に関しては、彼らに機会を与える一方で、彼らが長いシーズンを終えたばかりであること、特に山本選手に関しては2026年を見据えた配慮も必要だという点を踏まえた対話になるだろうと考えている」と出場しても制限を設けることを口にした。
日本選手だけではなく、ドジャースからは現時点でアメリカ代表にM.ベッツ(33)が選出される見込みだが、26年シーズンに向けての各選手の調整方法は「非常に繊細な問題だ。国を代表することの意味を軽視したくはないし、球団としても同じだ。ただ、各選手がどれだけ負担を抱えるのか、その役割がどうなるのか、そして潜在的な代償がどうなるのか、それらは話し合う必要がある。最終的には、起こるべきことが起こる。しかし、選手がWBCへの強い思いを抱えているなら、その気持ちは議論の余地がない」と選手の思いと体への負担の板挟みを語った。
来季のチームについては「投手陣、野手陣のロースターには非常に自信を持っています。チームは依然として集中力を保ち、3連覇の話も出ているため、大きな動きは必要ないと考えている」と補強には消極的な考えを述べた。
26年開幕から大谷の二刀流起用には「通常の先発投手として起用する考えだが、通常の5人制ローテーションにはならないだろう。6人ローテーションには踏み込みたくないが、6~8日間の休養を与えて体調を維持させつつ調整を続ける方針は検討中だ」と体への負担を考えた起用法になるとコメントした。
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