イランが、停戦合意後初めてイスラエルにミサイル攻撃を行い、その後、イスラエルが反撃する事態となりました。緊迫のテヘランにJNNのカメラが入りました。
「最後の一撃を加えろ」停戦崩壊の危機…イランがイスラエルを攻撃
こちらはイランが7日、イスラエルに向けてミサイル攻撃を行ったとされる映像。
イランによるイスラエル攻撃は、4月のアメリカとの停戦合意後、初めてです。
イランの市民
「最後の一撃を加えろ」
「アメリカに死を」
歓喜に沸くのは、イランの首都・テヘランの市民たち。2月の戦闘開始から100日余り、停戦はいま、崩壊の危機にあります。
そのテヘランに、JNNのクルーが入りました。日本のテレビメディアが現地取材を行うのは戦闘が始まって以来、初めてです。
中心街を訪れると、経済制裁やホルムズ海峡の事実上の封鎖が続くなか、店が立ち並ぶ通りは多くの人でにぎわっていました。
しかし、土産店の店主は…
土産店の店主
「どの国でも戦争は大きな影響を与えます。特に観光客を相手にする私たちの仕事にとっては本当に打撃です」
その戦闘の影響が色濃く残る場所がありました。
テヘラン東部にある住宅街。複数のミサイルが着弾し、建物の外壁は崩れ、車は骨組みだけを残して焼け焦げていました。
人々の生活が、攻撃によって破壊されたのです。
記者
「元々は革命防衛隊の建物が標的となったということなんですが、この攻撃によって80人ほどの市民が犠牲になったということです」
近所に住む男性
「亡くなった方々はみんな近所の人たちで、目が不自由な人もいました」
“攻撃の応酬”への懸念から一転、イランが軍事作戦の停止を発表
終わりの見えない戦闘。混迷する要因の一つが、イスラエルです。
イスラエルは7日、イランが支援するレバノンの「ヒズボラ」の拠点を攻撃。イランが求めている「レバノンでの停戦」が守られない状況が続いています。
イランから攻撃を受けたイスラエル軍は8日、イラン国内の軍事施設を攻撃したと発表。攻撃の応酬が始まる懸念が高まっています。
テヘラン市内は…
記者
「外出を控える市民もおらず、攻撃の影響は感じません」
イランの市民
「生活に影響はないです。私たちはいつも優位ですから。味方する国は少ないですが、常に勝利しているのです」
停戦に向けた交渉が岐路に立つなか、アメリカのトランプ大統領はSNSで、こうけん制しました。
トランプ大統領のSNSより(8日)
「イスラエルとイランは直ちに攻撃をやめなければならない」
そして日本時間の8日夜、動きがありました。
イラン国営テレビによりますと、イランの軍事当局は、イスラエルに対する軍事作戦を停止したと発表しました。ただ、レバノンへの攻撃が続く場合、「これまでよりもはるかに厳しく徹底的な措置」を取ると警告しています。
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