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【公明党・斉藤鉄夫代表】「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」 連立離脱から1か月 高市政権は【国会トークフロントライン】

国内
2025-11-14 20:05

連立離脱の公明党の斉藤鉄夫代表。この1か月余りの高市総理を縦横無尽に熱く語ります。公明党内では「よかったが大半」で、これまでの「裏金議員」のいる、自民党との選挙協力がいかに大変だったかと。そして、台湾有事の「存立危機事態」の高市総理答弁には「これまでの政府見解と大きく異なる」とバッサリ。


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「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」という斉藤節をぜひご覧ください。
(聞き手:TBSテレビ政治担当解説委員 石塚博久)


「大衆の中に死んでいく」の意味は・・・

ーー「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」これはどういう意味合いになるんですか。


公明党 斉藤鉄夫代表:
あくまでもイデオロギーではなく、国が大切だ、国は大切なのは当たり前ですが、まず人間があるべきだ、そこに暮らす人がいて、その人が幸せな人生を送るにはどうしたらいいか、ということをまず第1に考えるべきだ。そういう精神だと私は思っています。


支持者からの声「何で我々が・・・」

ーー高市総理の「所信表明演説」は、政治とカネの問題には触れていない。党の要職や副大臣らにいわゆる裏金議員を起用している。どうご覧になりますか。


公明党 斉藤鉄夫代表:
大変残念でした。今回は現場を回ってみまして、我が党の支持者は真面目ですから、その地域では自民党の候補を推薦しているわけです。で、その人のために運動する。

そうすると、お友達からですね、何で自民党を応援してんだとこういうふうに言われる。その時に一生懸命この不記載の問題についても、いやそうじゃないんだ、この人はこうなんだということを説明するわけです。


自民党の人でさえ、その自民党の不祥事を何の説明もしてないのに公明党の我々が何で自民党の不祥事を説明して歩かなきゃいけないのか。もう本当に疲れたと、こういう声だったんですね。そういう意味では自民党に変わってほしいという思いが非常に強かった


比例議員削減は「民主主義の破壊、許されない」

ーー「議員定数削減」日本維新の会は比例議員から減らそうと主張、どうお考えになる。


公明党 斉藤鉄夫代表:
小選挙区で当選するような大きな政党しか比例区でも選ばれなくなります。これでは、全く比例区を導入した意味がなくなる。

そういう意味で、また少数意見も議会の中に多数ではないけど、数議席あって、その人達もきちんと発言権があるというのが、私は議会制民主主義の民主主義の基本だと思うんです。


そこを破壊するものであり、私達は決してそれは許されない、定数削減そのものこれはどういう形でいいのか、選挙制度の根本的な議論も含めながら議論するのは、これはいいと思いますけれども、比例区だけから削減するというのは私達反対しております。


高市総理の答弁は「国の根幹がわからなくなる」

ーー高市総理が台湾有事の例を出して自衛隊に防衛出動を命じることができる「存立危機事態」なんですけど「戦艦を使い武力行使を伴えばどう考えても存立危機事態になりうる」という、この発言をどうご覧になりますか。


公明党 斉藤鉄夫代表:
これまでの政府見解と大きく異なるものですので、私の質問主意書を出させていただきました。これまでの政府見解は変更になったのかと。これは質問主意書ですので、閣議決定されるものですけれども、その点を今、質しております。


これまでは、その個別具体的な事例に応じて判断すべきものということで、この見解は非常にある意味では、これまでの見解と違いますので、どういう意味なのか、もう少し我々、この質してみる必要があると思います。


また高市総理「私の発言と政府統一見解とは必ずしも一致していない。」という旨の答弁をされてまして、それは総理違うじゃないですか。やはりあの総理が国会の場で答弁されることですから、それは政府の統一見解と一致していかなければ、国の根幹はどちらにあるのかわからなくなってしまいます。国を乱していくことにつながります


そういう意味で、統一見解はどういうことなんでしょうかということをもう一度はっきりさせたい。国を誤らせたくないという思いで今回質問主意書を出させてもらいました。


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